あれは2月頃だったのでしょうか。ある日オランダ人の方からメールを頂きました。「花見イベントを考えているのですが、その時に震災関連のことを何かやってもらえませんか?」という内容でした。日本から支援商品や、写真展用の写真、書などイベント用に色々送って頂いていたこともあり、早速打ち合わせをしてJHKからは写真展、支援グッズの販売をさせて頂く事になりました。
元々は、日本からたくさんの打ち掛けを手に入れた人が「これらをどうにかしてたくさんの人に見てもらえないか?」とこのイベントの主催者に相談したことから始まったようです。そして打ち掛けのファッションショーをしようということになり、それなら日本関連の色んなこととあわせてジャパンイベントにしちゃえ的な?(笑)
打ち掛けファッションショーの他に、着物や帯の生地を使った服や商品の紹介、生け花、盆栽、墨絵、書道、お寿司の実演販売など、楽しそうなイベント内容になりました。主催者曰く「日本文化って本当に色々あって面白いことがたくさんできると思うんだよね。でも、去年の震災もやっぱり日本のことだからそれを含めてちゃんとジャパンイベントという形にしたいんだ。」と。ほとんどのオランダ人にとって、震災はすでに忘れてしまった遠い昔の過去。それでもこうやって覚えてくれていて、その為に何かしようとしてくださる方もいらっしゃるというのは、ありがたいなぁと思いました。
場所はハーレム(首都アムステルダムより西へ車で30分程度の所)にあるインテリアショップ。1200平米とか言っていた(?)かなり大きなお店は、色んなイベント会場としても使われている模様。今回はお店の売り物テーブルの上に商品を並べ、かなり高価な売り物の椅子にどっしり座らせてもらって商品販売してました(笑)
イベントの模様の写真のスライドショーはこちら↓↓↓
また今回も雄勝石復興プロジェクト(詳細はこちら) への寄付金を集めることが目的でしたので、またまた雄勝石と関連のある書道と抱き合わせでの参加。ユトレヒトとアムステルダムから書道ができるという方達にご協力頂いて、ワークショップ兼、デモンストレーション。支援グッズのひとつであるさらし布きんには赤くて四角い判が押してあったことから、布きんに文字を書いて家で飾るという形でプレゼンして頂いたら、これがとにかくウケまして・・・。布きんも売れるし、書道のワークショップも人だかりという嬉しい状態。中には2日前に結婚したという方がいらっしゃり、結婚記念に二人の名前と日付を書いてもらって喜んで帰っていかれました♪
今回のイベントは場所がよかった、日もよかった、天気もよかった、主催者の腕もよかった、イベント内容もよかった、などなどの好条件に恵まれてかなり大勢のお客さんに恵まれました。そして私はイベントが終わるまで知らなかったのですが、このイベントに出店された方は売り上げの一部を任意で雄勝石復興プロジェクトに寄付してくださいと主催者から言われてらっしゃったとのこと。本当にありがたい心遣いで、感謝しても感謝しきれません。
そして写真展も書道のワークショップもお客さんに本当に喜んで頂けたことから、「また何か次のイベントをしようよ」というお声がけをイベント会場を提供してくださったお店のオーナーや、主催者にも言って頂き、 これから先につながりそうな予感です。てか、職探しが先なんて言ってましたが、イベント会社でも立ち上げた方がいいんじゃないの?状態ですかね( ̄o ̄;)
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