前回は、デンタルローンの導入しようとしたら、ローンの連帯保証人になるっていう申込書にびっくりたまげたって所まで。
当然ですが、説明を求めますわな。
ところがこの営業くん、分かりやすい説明は一切しないんです。全然関係ない例えをさも正しいかのように言いくるめる感じ?
はっ?
はっきり言って説明義務違反じゃないの?
そもそも元銀行員の私でさえ良く理解できないスキームってどうなの???
それともワタクシが理解できないほどおバカなのか。。。爆
金融業は信用が全て。
こんな信用できない所とはとーぜんながらお付き合いできないし、別にそこまで必要じゃないし。ということで、今回はそのまま話を流しました。当たり前ですが。
とはいえやっぱりなんか納得できないので色んな所に聞いてみました。
①競合他社でデンタルローンやってる銀行
銀行の担当さんが「ぶはっ」て盛大に噴き出してました。いわく
え、連帯保証人でしょ?
そしたらどっちから取るの?って話ですよねぇ。患者から回収できなければねぇ、当然もう一方から取りますよねぇ。。。
うん、まぁこれが普通の銀行員の一般的な反応ですよねぇ。。。
②銀行の元上司
悪質といえば悪質じゃない?
どういう経緯かにもよるけど、金融庁とか役所にタレこんだら?
結構泣き寝入りしている先生たちもいるのでは?
ですよね?
ということでタレこんでみました。
③関係省庁
どこの省庁も
うちじゃない
だって。オランダの某銀行のサービスデスクじゃないけど、電話のたらいまわしと責任のなすりつけあい。
ったく無駄飯食いの役人めっ!!!
菅さん、
早い所、お役所の改革してください!
④弁護士抱えてる付き合いのある事務所
歯科医院が潰れてサービスを完全に提供出来なくなる場合もあるので、このような加盟店契約で連帯保証人になるケースはあります。
とまぁこんな感じ。
一般的に、金融関係者にしかこのひどさ加減が伝わらないのが、なんとももどかしい。確かに④のように加盟店契約で連帯保証人の説明は納得はできるものの、それならそれできちんと説明する義務はあるでしょ。
少なくともこの説明は、自分とこのお抱え事務所からでなく、この消費者金融業者の営業からするべき。そもそも論でこんなペライチ申込書だけでなく、特殊事項を別記した契約書をつけるべきでしょう。それをせずに十把一絡げで連帯保証人とすること自体問題でしょ?と思いますがね。
さらに突っ込むなら医療機関は様々な法律に縛られる(通常のビジネスより非営利という建前の医療は厳しい)んですが、無料診療はご法度です。つまり、この申込書の読み方次第ではタダで診療しますよって公言しているも同然ですから、これはめちゃくちゃマズいでしょ。
ということで結論。
はっきり言って商品として成り立ってないスキームじゃございません?
しかも申込書(契約書?)が法的に無効になりかねない立て付けで、
さらにその辺りのリスクをきちんと説明せずにその場でサインとか・・・
ま、所詮、銀行でもない消費者金融なんてそんなレベルかもしれませんが、個人的な感覚では「詐欺でしょ」と思わざるをえない。
久々に頭から湯気ぽっぽの昼下がり。自分の身は自分で守らないと、とんでもないことに巻き込まれやすいのは中小企業だからこそ、って所ですかね。大企業にいると絶対ありえないような話が舞い込んでくるので、ハエタタキのお仕事もなかなか大変です!
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