ということで、色々やらかしてくれている我が母親。
認知症の発症前からうちの『台風』と呼んでいた位お騒がせな人でしたが、認知症になってさらにグレードアップしてます。(笑)
で、先日の事件です。
昼間、母が入居している施設から1本の電話が。
「お母様、広島へ帰るって新幹線のチケットを買われたみたいなんですけど。でもどうやって行くのか分からなくなっちゃったみたいで、これからJRの駅に行って聞いてくると言われるんです。如何致しましょう?」
こういうことにならないように、新幹線代が出せない程度しか現金を渡してなかったハズなのですが、「お金を何に使ったか分からないけど、手元に現金がない」と言い張って、会うたびに現金を出せと言っていたのはこれだったのか、と。
はー、めっちゃ納得!
ま、勝手に新幹線に乗られてもどうせ途中で迷子になって保護者の私に迎えに来いとどこかの警察から連絡が来るのが関の山。仕方ないので、施設の人に適当に言い訳してもらって新幹線のチケットを取り上げるようにお願いしました。
すわっ、脱走だ!
という状況で施設の方もあせってらしたのですが、当の本人はそんなことはすっかり忘れてそれ以来、新幹線のしの字も言って来ないそうです。
すぽっとその件忘れてるよね?
ちなみに乗車券は6日有効、新幹線は当日有効
って連絡もらった日は既に新幹線の有効日から2日経ってて結局新幹線にはいずれにせよ乗れなかったよね、という。。。つまりJRに8千円ばかり寄付したことになります。で、乗車券だけ払い戻しに行くか、と施設近くのJRの駅に行くと、なーんと駅員さんがいらっしゃらない!
え、この辺りで駅員さんがいない駅ってあるんだ~
と別の意味でびっくり。なんとか連絡つけてお話したら、新幹線の切符って自販機あれば買えるけど、払い戻しはみどりの窓口じゃなきゃダメらしく。で、そこから数駅先まで30分に1本しかない電車に乗って行って払い戻してもらって、また30分に1本の電車待って帰ってくるって1万円返してもらうのに何時間かかるの?状態。
あっちゃー
仕方なくそのまま車で近場の駅まで行って払い戻しして、遠回りして家まで帰りました。
これで休日の昼間は終了。
はー、こんなん毎回やられたらかなわんわ。
そして今日も元気に母親から電話がきます。
私ね、広島帰るけ~
とほほ。