なるものをやってました、先週。その経緯を詳しくこちらに書いてます。
デュオの相手、バイオリニストのKちゃんが火曜日にリヨンから来ることになってたので、練習時間を2日とって、3日目の木曜と4日目の金曜日に知り合い宅を提供してもらったのです。
急な呼びかけにもかかわらず、「どうぞ、どうぞ、やってちょうだい!」とすぐに場所の提供に協力してくれたユトレヒトの友達と、アメルスフォールトの私のピアノの生徒。実は二人ともお家にスタンウェイのグランドピアノあるし♪
ということで、両日共に彼らの知り合いと私の知り合いを呼んでやることになりました。
が!
バイオリニストのKちゃんがいきなりコンサートの前日の水曜日の朝
「ねぇ、私、コンサート前の今日、ゲネプロしたい」
えぇ~~~、私、今日弾く準備できてないんだけど・・・
と、ごねてる暇はないので、早速ご近所さんに声がけをして、水曜の夜に急遽うちでトライ・アウトのトライ・アウトと称して小ホームコンサートになりました。観客5人で。
は?出来はどうだったかって???
はいはい、最悪でした・・・あ、勿論、私だけね。
やっぱり急いで仕上げたことと、ブランクがあったことで、室内楽のピアニストとはあるまじき「バイオリンの音を聞く余裕がない!」という状態でして・・・
その反省点をしっかり洗いだして、練習をしなおし、いざ木曜日のコンサートへ出陣!
コンサートはKちゃんのお母さんのアイデアを取り入れて、「音楽知らない人も楽しめるように曲の説明なんかを交えながら弾く」ようにしてたんですが、前日の練習もあって滑らかな説明に続き、滑らかな演奏。前日とは打って変わってまともな演奏に近づけました。
とはいえ、まだまだ反省点はあったので、そこをまた洗い出して練習しなおし、最後のコンサート会場、アメルスフォールトへ!
通勤ラッシュ時間のユトレヒト-アメルスフォールト間は地獄の渋滞。なので、それを避けて早めに出たのにも関わらず、やっぱり引っかかってしまいました、渋滞。でも一応5時前には到着し、早速リハーサル。その間、私のピアノの生徒は私たちの為に夕食準備。
大ご馳走を用意してくれていて、余りにもおいしかったので、それをしっかり平らげてしまいました。でもそんな時に言われたのが、
「お腹いっぱいでも弾けるの?」
そんな事後から言われたって「試してみる・・・」としか答えようがないぢゃ~ん!
で、そんなこんなしているうち、あれよあれよと観客のゲストが到着。って、一体何人いるわけ~~~?という位どんどん膨れ上がり、最終的には30人位になったんではないでしょうか。その全員がしっかりおさまるリビングの大きさも相当ですが(笑)。
弾く練習はしていても、それだけの人相手に『オランダ語で』しゃべる練習なんてしてないし!結構そっちのほうが緊張したと言うか。。。それでも元銀行営業員の私!意外と次から次へと言葉って出てくるものです。3度目とかになると、冗談を言う余裕さえあったり♪
ということで、演奏も3度目ともなれば、最高の出来。お客さんを喋りと弾きでしっかり楽しませた後は、みんなでワイン片手に団欒。(薬漬けの私は勿論お水!)お蔭様で楽しい夜となりました。
それにしても、こういうことが簡単に出来てしまうオランダって言う国とオランダ人ってやっぱりすごい!と思います。クラシック音楽と言っても、もっと身近でカジュアルに楽しめるし、楽しんでるし。私のリハビリを兼ねてのこの思いつきトライ・アウトに付き合って頂いた皆さんに大感謝!!!です。
というわけで、週末はもぬけの殻になってました。でもこの調子ならちゃんと日本でコンサートで競うな手ごたえがあったので、やっぱり嬉しいですね。(^^)
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ううぅ、いいな~、演奏を聞けた皆さん!
返信削除私も行きたかった~~~~(泣)
いつかまた演奏会を企画される時には是非!!!!
それにしても、30人もしっかり収まるリビングもすごいですねー。
まだいつにするか決めてないんですけど、
返信削除絶対またコンサートするので、その時はぜひ~