あの周辺、無料駐車がちょうどできる境目らしく、全然駐車できる場所がないんです。大使館の裏にひろび~ろとした空間があるのだけど、パスポートを取りに来る人は使えないとか。パスポートは例外なく本人でないと受領できないからという理由で、3ヶ月にしかならないベイビーをわざわざ連れて行かなきゃいけない!ということだけで結構むかっ腹が立っているのに、そんな人相手に駐車もさせてくれない。10分くらい回ってやっと見つけた駐車スペースは大使館から徒歩10分。ベビーカーを押してやっと大使館に着いたら、大使館の入り口前は階段!
え?今時バリアフリーじゃないんですか?
しかも入り口のセキュリティーの場所は狭く、大人二人&ベビーカーがやっと入れる位。一事が万事なってないなぁと思わざるを得なかったんですけど。何年か前にラテンアメリカ(?)の日本大使館で人質事件があったからセキュリティーが厳しいのは仕方ないと思うけれど、こちらで子供産む人は大変だなぁと他人事ながら思いました。
ま、そんなこんなでせっかくデンハーグまで来たんだし!と散歩がてら街中を散策してたんですけど、その時に見つけたのが
Plat du Jour
というフランスでよく見かける看板が歩道に立っていて、もしや?と思って確認したら窓には
Specialites Lyonnaises & Francaises
つまり「リヨン&フランスの専門店」ってこと。よくよく見るとお店の人はどう見てもフランス人だし、ランチを食べてる客もフランス系。これはやっぱり試すべきでしょう!とそこでランチとなりました。
お店はランチとデリカテッセンの両方。来る客、来る客、話す言葉はフランス語。どうもフランス大使館とかからも常連がわんさか来ている模様。当然、お店で売ってるものも、ランチも超おフランス。そう、オランダでよくあるなんちゃってフレンチでなく、本格フレンチ。
その日のメニューは鴨のサラダといのししの煮込み。付け合せはジャガイモの本格グラタン。デザートは別オーダーだったのですが、しっかりタルト・タタンを頂いてきました。でも、デザートは他にもエクレアとチョコレートケーキがあったので、こっちはお持ち帰りに♪
お店のオーナーらしき恰幅のいいおじさんはリヨン出身。ちょうどお昼の最後の客が私たちだったので、ゆっくりお話をしてきました。リヨンから帰ってきたばかりの私と、リヨンでどこのレストランがおいしいとか、チョコレートはどこがいいとか、そんな話。本当に楽しい午後になりました。
え、味?もう、言うことないです。おいしくて。っていうか、本格フレンチ食べたくなったら、この為だけにデンハーグへいってもいい位。私のツボにぴったりハマったお店でした。
ちなみにお店の名前はLe Gone。住所はNoordeinde 200C, 2514 GS Den Haagです。もしデンハーグに行く機会があれば是非お試しください。
人気ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。→人気ブログランキングへ
うわ~! ハーグでリヨネ&フレンチ!
返信削除観光客相手の、現地のなんちゃってリヨネよりも、そういうところの方が、きっと、おいしいと思います。
ちなみにle gôneは、リヨンの方言で、(小さい)子供という意味。この間、食べに行ったレストランの斜め前に同じ名前のレストランがあるけど、もしかして、親戚?!
かえ
へぇ、そうなんだ。
返信削除同じ名前のレストランなんてすごいかも。
今度ハーグに行った時にでも聞いてみるよ。