2011年9月7日水曜日

8月10日はつかいち文化ホールさくらぴあ

ちょっと話が前後してしまうので、コンサートツアーの話はもういいかな?とも思ったのですが、せっかくなので記録代わりにやっぱり時間がかかっても書いておこうかなと。

ということで、まだしばらくの間ツアーの話にお付き合いください。

広島は実家があるので、元々コンサートをする予定でした。地元の知り合いにコンサートへ来てもらえたらと思っていたので、広島市内にあるホールではなく、実家のすぐ近くにあるホールのさくらぴあをあえてとりました。といっても、私が住んでいた頃にはまだなかったホールなので全然知らなかったのですけど。

当日の昼に練習がてらステージに上がってピアノに触ってびっくり!音響がいいし、ピアノもいいし、とにかく『弾きやすい』ホール♪「こんなに弾きやすいホールって珍しいわ」と正直思った位!このようなホールが自分の地元にあるというのはなんだか誇らしい限りです。また機会があれば、是非行って弾いてみたいですね。

両親が、ありとあらゆるツテを使ってすでにチケットをかなり捌いてくれていたこと、地元で色んな方にご協力頂いた事もあって当日までにかなりチケットが売れていました。さらに、当日の中国新聞の朝刊や、地元ラジオにコンサートのことを取り上げて頂いたこともあって、そこからも集客があったようです。ということで、この日はほぼ満席となりました。ありがたい話です。

コンサートには地元市長さん、前国会議員さんにお越し頂いて、ご挨拶も頂けて、なんだかものすごいことになってました。市長さんに会うのに開演直前ホールへ足を踏み入れたら、その周りほとんどが知り合い。地元でこんなにサポートして頂けたんだ、というのを目の当たりにして本当に嬉しく思いました。

市長さんはコンサート後にわざわざステージ裏まで来てくださり、「はよぉ、家に帰ろう思うとったんじゃが、面白うて最後まで聞いてしもうた」とのこと。途中で帰られるのかな?と思っていたので嬉しいサプライズでした。ということで、市長さんと記念撮影♪

さらに「今日の朝刊見てきました」とおっしゃる癌患者さんも。同じく乳癌を患われ、私と同じくらいか若い位の女性。「3000円は高いなぁと初めは思ったんですけど、思い切ってきました。でも来てみたら3000円は安かったです。本当にたくさん元気と勇気をもらえました。ありがとうございます。」との言葉。自分が元気な姿を見せることで、色んな方に元気になってもらえることは本当に素敵なことだなぁと思えた瞬間です。

色んな知り合いに来てもらえて、すごい久々だった方もいらっしゃったのに、一人一人とゆっくり言葉を交わす時間がなかったのが本当に心残りです。プレゼントやお花だけもらって、翌日には大阪というスケジュールで、電話を入れる暇もなかったんですよね、すみません。。。

ただ、この日が盛況だったお陰で、義援金の大部分がここから出せたことになります。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。m(_ _)m


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2011年9月2日金曜日

耳鼻咽喉科 9月1日

実は、日本に行く直前からいきなり声がでなくなってました。でも別に風邪をひいたとかそういうのではなく、声が出ないだけ。

とにかくツアー準備に追われて、毎日色んな人と電話やスカイプで喋りまくっていたので、そのせいかな?と。そして日本に着いてからも、毎日色んな人に会ってはしゃべるということを繰り返していたので、声を休める暇があるはずもなく、ガラガラ声のまま怒涛のようなスケジュールをこなし、気が付いたらそのままオランダへ帰国。

忙しかったストレスとしゃべりすぎだから、ゆっくりすればそのうち声、戻ってくるでしょ♪

位の軽い気持ちでいたのですが、1週間たっても戻ってこないとやっぱり不安になる。というのも、父親の喉頭癌は「風邪ひいてるわけでもないのに声だけ出ない」という症状でみつかったこと。

「まさかね・・・?」とか思いながらも、やっぱり元癌患者として「転移」とか「再発」とかのリスクと隣り合わせなのは自覚済み。悶々としていても仕方ないのでかかりつけのホームドクターへかかったのが先週。

「のどに異常はないし、声帯に何かある可能性もあるから念の為、耳鼻咽喉科へ行っておいで」ということで、結局いつも通っている大学病院送りとなり、今日行ってきました。

結論から言うと「声帯には異常なし」

ほっ♡

胃酸が上がってきてるわけでなければ、声の酷使によるもの。ということで、医者に言い渡されたのが「おしゃべり禁止」

とまあ、何でもないということで落ち着いて一件落着なのですが、自分では考えないようにしていてもやはり頭の隅に「喉頭癌」というのが思った以上に鎮座していたらしく、病院から戻ってきたら気が抜けてフヌケ状態・・・

やっぱり癌治療の大変さを身をもってここ数年経験しているだけに、「またさらに治療を繰り返すとなるとえらいこっちゃ」と潜在意識で思っていたんでしょうかね。頭の中では「悪い結果は出てから考えればいいや」と思っていても、やっぱり再発の恐怖を気づかないうちに抱え込んでいたわけで。

私もまだまだひよっこだなぁ・・・

と思った日でありました。

で、どーでもいいんですが、声を戻すための医者の処方箋である「おしゃべり禁止令」。

これって人の3倍はしゃべってる私にとって薬を飲むより大変じゃない???

と思うのは私の気のせいでしょうか?


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