2020年12月16日水曜日

ここが変だよ、日本の医療⑧

 先日、オランダの知り合いから連絡がきた。


オランダで歯周病って言われて治療したら1000ユーロ以上かかったんだけど、日本もそれ位かかるの?


まぁこの質問自体、りんごとミカンの値段を比べてどう?って言われてるので、りんごはりんご、ミカンはミカンと分けて回答したワケですが、回答しながらやっぱり日本の歯科業界に不安しか覚えないので、またここにそれをブツブツ独り言のように書き連ねていこう!というコーナーでございます。(笑)


歯科の診療報酬(つまり治療代)が安すぎるという話は前からしている話です。元々安い所に加え、昨今の医療費削減でさらにカットされどんどん安くなっています。さらに金属代がバカ高くなっているのにそれを補填してもらえず歯医者は持ちだしで患者の為にお金を払いながら治療しているといっても過言ではありません。


え、歯医者にお金払わせて仕事させるってバカなの、厚生省?


と常識的なビジネス感覚を持ち合わせていればそう思います。プロというのはお金を頂いて仕事をするのがプロです。お金を払って仕事をするのはボランティアかアマチュア。


政府が日本にいる歯医者さんをアマチュア扱いしてるという嘆かわしい状態。ま、プロと言うにはあまりにもひどい方もいらっしゃいますので、鶏が先なのか、卵が先なのか。。。


では、ここで想像力を働かせてみましょう。

何千万も借金して、儲からないビジネスしか出来ない場合、そこの医院を潰したくなければどうしますか???


ということで、賢く経営できるセンスがなければ成り立たないこの業界、結構アブナイことが当たり前に行われています。この裏事情をぜーんぶここで吐き出す勇気は私にはないのでそこはさくっとスキップ♪


で歯周病治療の話に戻ります。

まず、歯周病と診断できる先生がいるという大前提(そう、できてない先生もいるのです。。。)で、それをきちんと治療してくれる歯医者さんが、一体日本にどの位の割合いるのだろう?というのがワタクシの素朴な疑問。


まずはその為に必要なのは、歯科衛生士さんと衛生士さんが使える治療用椅子です。つまり、人的&物的リソースです。歯医者さんがむし歯などの治療で使うリソースに加えて、歯周病治療用にこのリソースを確保できるクリニックはかなり限られます。歯科衛生士さん自体、業界で不足してますからねぇ。そして椅子。これウン百万はする高価な代物です、はい。


ということで、不足している人材を狭い業界で取り合うとどうなるのか?というと当然給料が高止まりします。で、ここに高価な治療用椅子を加えると、リソース確保だけで相当額が必要になってきます。そう、治療代がどんどん安くなり、利益が薄くなっている歯科医院でこのハードルは既にかなり高いのです。


で、仮にそこがどーにかクリアできたとして、次に問題になるのは技術的な所。歯周病のケアを衛生士さんなら全員できるかというと、そういうワケでもない。下手っちょだと症状は改善しませんです、はい。


何の世界でもそうですが、お金のない業界でいい人材を育てることは難しいのです。まだ歯科衛生士さんはそれでもなんとかなっていますが、歯科医師の方に関して言うとレベル低下が著しいのでは?というのが個人的な肌感覚。むし歯の治療、入れ歯の治療、訪問診療、と一つずつ見ていくと、問題点が山積みです。結局、お金がどんどん削られて、きちんと若い世代を育てられる環境にないのかもしれません。


ここで現状を暴露、ディスるのは簡単ですが、このままでは日本の歯科業界がどうにもならなくなるのは時間の問題でしょう。医療費で財政が破綻するのが先か、歯科業界が崩壊するのが先か。


で結論。

オランダできちんと歯周病治療をしてもらえているのなら、値段が云々といわず、そこでやってもらった方がいいよ、というのが私の答え。安い日本で治療をという答えを期待してたんですかね、その方から返事はありません。(笑)

でも人間の身体には値段がつけられません。口の中を崩壊させられることを思えば1000ユーロは安いのよん♪



2020年12月8日火曜日

エクシブ蓼科

今更ですが、夏休みは蓼科でゆっくりしてきました。といっても1泊で、勿論Go Toトラベル利用です♪(←ケチケチ 笑)

蓼科の方はとても涼しくて、神奈川と比べると絶対数度は違うでしょ、って位過ごしやすかったです。うん、みんな避暑にこっち方面来るはずだわ、と理解できた次第です。


ちなみにエクシブを薦めてくれた人の一押しが実はここ蓼科で、前からぜひ行ってみたいと思っていた施設の一つになります。


最近の離宮シリーズのような絢爛豪華というより、落ち着いた温かいイメージ?写真のように木がたくさん使われているからでしょうか。

実はコロナ禍でホテル稼働率が急上昇のエクシブ&ベイコート。自分の休みの日は世の中もお休みなので、なかなか予約が取れないことが続いています。そんな中、ちょうどお盆前の連休に蓼科が空いているのを見つけ、急遽行ってみることにしました。

そんな理由もあり、スタンダードのお部屋だったと記憶しています。といっても元々エクシブって普通のホテルよりゆったり目なので、どのグレードでも全然いいかな?とも思ってます。なにせ、グレードが下がれば安く泊まれるというメリットもありますし。

写真の通り、ベッドルームの他に和室のお部屋がついてました。今回は、ここで夜ご飯も、朝ごはんも頂くことにしました。

夜ご飯は、和洋中を少しずつ色々楽しめるお膳になっていました。ここのレストランのそれぞれからちょっとずつ色んなメニューがつまめるのは意外とお得感ありです♪

朝ごはんは和食です。こちらもインルームダイニング。スタッフの方がワゴンで運んでくださるのですが、意外と大変そうです。

曰く

「このお部屋は本棟に近いのでまだいいんですけど、遠い棟だと結構大変なんですぅ~」

なんておっしゃってました。

朝ごはんも少量ずつ色々つまめるスタイル。どれもなかなか美味しかったです。エクシブもベイコートも「ご飯がおいしい」と言われるだけあって、どこの施設もハズレがないのがうれしい所♡

で、今回は甘いものが食べたくなって帰る前にラウンジでティータイム。オーナー特権で飲めるコーヒー類もなかなかいいんですよ。今回はウインナーコーヒーとイチゴのショートケーキ。ケーキも絶品でした☆









2020年11月25日水曜日

感謝の心の輪

 先日の休診日、不在通知が入っておりました。差出人は『カタログギフト』


なんのこっちゃ???

もしかして、お歳暮シーズンだから?

それとも何かの懸賞にまた応募してたの忘れてた?

あ、この間のアンケート回答のお礼???


と色んなことを考えてみるものの、「これ!」というものを思いつかない。。。

で紆余曲折の末(←受け取りで行き違いがあったので)、やっと受け取ったカタログギフトはなんと神奈川県から。


え、なんで???


と思いながら書いてあることを読んでいくと、趣旨は寄付金の還元を医療機関宛にするというもの。きれいなラッピングで医療機関へのみなさんからの感謝の言葉などが綴られていてさらにびっくり!


ただの寄付金還元なら別に簡易包装でクオカードで良くない?


と浅はかなワタクシメは思ったのですが、よくよくこのギフトカタログというものを見ていくと、ギフトの殆どは神奈川県産のもの。しかも特別包装でお届けします、と。。。


つまりですね、これを頼むとラッピング関係、印刷関係、ギフト品取り扱い業者(観光客向けのお土産品、障害者施設などで作ったお菓子、神奈川のホテル商品など)、色んな所にきちんと経済効果が波及出来るようになってるんです。


いやー

この事業考えた人、すごいわ!


勿論、ギフト辞退も出来るのですが、ここはやっぱり地元にきちんと寄付金を還元して皆さんの寄付金がぐるっと回っていくように頼むべきでしょ、というスタンスで近いうちスタッフの休憩のお供にお菓子類しっかり頼もうと思います。


しかしマックスで色々頼むと相当量のお菓子となるはずですが、うちの職場はむし歯の心配だけはしなくて済むので(笑)、心おきなく楽しむことにしましょう♪

2020年11月21日土曜日

金の斧?それとも銀の斧?

 コロナ禍で政府からの補助金やら交付金が色々出ていたのは周知の事実。最近はその不正受給で逮捕されたというニュースやら、それに伴いお役所のHPにでかでかと


補助金の不正受給は犯罪です!


と掲載されるようになったり。。。

人を騙してでもお金、お金、といつから日本人はこんなに卑しくなってしまったんでしょうねぇ。嘆かわしい。


ちなみに私も仕事上、色んな補助金やら助成金の申請してます。オランダから帰国したてで時間があった時に、関係役所にわざわざ行って、手取り足取り申請方法を教えてもらったこともあり、あまり苦にすることなくこれまで自分で申請手続きをやっています。


ただお役所の書類が間違っても「分かりやすい」はずもなく、手続きはかなり煩雑です。なので、殆どの会社は社労士にお願いし、交付された補助金は、その社労士に相当部分持っていかれるという構図になります。それもどうなの?って感じですが・・・


今回の医療機関への慰労金やら交付金やらは、他の補助金の手続きに比べると「特別に簡素にした」とのことでしたが、それでもまだ面倒でしたねぇ。書類になれてない人だと、読解だけでも一苦労では?とは思いますが、こんな時に役にたつのは


この書類作るのに○○時間かかって、それで××円もらえるなら時給換算にして・・・


と思えばそこまでイライラせずに書類の山に向かうことが出来ます。(笑)


で、ここからが本題。

実は神奈川県で今年の春先に第1弾的なコロナ補助金事業がありました。まだコロナがどんなかも分からない、色んなものが値上げ、品切れになる中、先が見えないこともあり、


申請できるものについては、ちょっとでもいいので補助頂けるなら助かる・・・


とそのまま正直に何がどういう状態で、どうしたいから補助して欲しいという作文をして申請しました。申請額は大きな額ではありませんでしたが、必要以上に欲張ると本当に必要な会社にお金が行き渡らないのも困るし・・・


申請締め切り後、しばらくしてから役所の担当の方から直接お電話を頂きました。

事務的なお話を一通り済ました後にこの方が言われたのは、


こんなこと言うのはアレなんですけど・・・

実は、もらえるものは全部もらうって、関係ないものもぜーんぶ計上して申請される歯医者さんが本当に多くてですねぇ。。。初めの頃はそれでもこちらが分からないこともあって全額交付決定出してたんですけど、最近は全部ハネてるんですよ。

本来なら、貴院みたいな所、本当に必要な所に使って頂きたいって思いますよ。こっちも人間ですからねぇ。


で、しばらくしてうち出入りの業者さんから聞いた話が、


今回の補助金の交付決定が殆どでなかったそうです!

え、こちらは下りたんですか?すごいですよ、それ。僕の聞いている限り、申請した医院さんは全滅でしたよ?


ほう!

すごいじゃん、ワタクシ✨


で、ここまでの話を全部まとめてうちの院長せんせに報告した所、


お前がなくしたのはこの金の斧か?

違う?じゃあ、この銀の斧か?

ってね。やっぱり正直が一番だわ。


ということで、これから交付決定後の書類揃えに年末まで追われることになりそうです。

うーん、正直者もツラいわ。。。(苦笑)

2020年11月17日火曜日

エクシブ有馬離宮

 少し前になりますが、広島の実家に行く途中で泊ってきました。そんな事でもない限り、やはりなかなか西日本のエクシブまで行く機会はないですね、残念ながら。

その意味、長期休暇が当たり前のように取れたオランダ時代が懐かしいです。


ちなみに行ったのは、ちょうどGo Toトラベルが始まった頃。既に予約をしていた旅行もGo Toトラベル対象と聞いて、ネットでその返金手続きをしましたが、未だその差額の支払いはされておりません、というのは蛇足。(笑)


仕事を早めに切り上げて関東から車を飛ばして行くので当然、夜はいつ着くかも分からない状態。で、とりあえず朝食だけの宿泊です。


でも長旅を癒すには温泉ってちょうどいいし~♪


というノリで、初めて有馬に泊まりました。

旅行をギリギリに決めてからおさえたお部屋だったので、少しグレードダウンしましたが、1泊して体を休めるには十分です。

エクシブのお部屋って普通のホテルよりそもそも広めですしね。

といってもお部屋の写真がないという。。。(笑)


←お部屋からの眺めはこんな感じ。


エクシブもベイコートも大体いい場所に立っているので、お部屋からの眺望はいつもいい気がします。1泊でもなんか休暇気分を味わえるのはさすが♡


お風呂も有名な有馬温泉ということで期待してドボン!


うーん、正直良く分からん。。。


神奈川には箱根とか湯河原あるし、足をのばせば伊豆とか熱海辺りが近いせいか温泉慣れしてくるんでしょうか。特別に「有馬がすごい!」というのはなかったかも。


ただ「関西に来たな」と嫌でも感じたのは、温泉に入ってるおばちゃんたち。まぁ、しゃべる、しゃべる。はっきり言ってうるさい!さすがに関東では遭遇しない人種ですかね。あ、スタッフのお兄ちゃんもしゃべくり倒してたな。ゆっくりしたくて泊まろうと思うなら人と接触しないに限ります!(笑)



ということで、朝はインルームダイニングを利用して、お部屋食です。
←これ

エクシブの朝ごはん、色々チマチマ食べられるので個人的には大好きです♡

でも朝からしっかり、がっつりとなるので、お昼はあんまりいらないということになりますが。

今回は寝て起きて、朝ごはん食べてすぐ出発。あまり滞在を楽しむ暇はありませんでした。朝ごはんを和食にしてカフェイン不足だったので、ラウンジで美味しいコーヒー一杯頂いてから出発しました。オーナー特権であるラウンジのコーヒーも意外と美味しくて、ちょっと一息つくには良かったりするポイントでもあります。

今度はもう少しゆっくり泊まりに行ってみたいですね♪

2020年11月11日水曜日

詐欺!?のつづき

 前回は、デンタルローンの導入しようとしたら、ローンの連帯保証人になるっていう申込書にびっくりたまげたって所まで。


当然ですが、説明を求めますわな。

ところがこの営業くん、分かりやすい説明は一切しないんです。全然関係ない例えをさも正しいかのように言いくるめる感じ?


はっ?

はっきり言って説明義務違反じゃないの?

そもそも元銀行員の私でさえ良く理解できないスキームってどうなの???

それともワタクシが理解できないほどおバカなのか。。。爆


金融業は信用が全て。

こんな信用できない所とはとーぜんながらお付き合いできないし、別にそこまで必要じゃないし。ということで、今回はそのまま話を流しました。当たり前ですが。


とはいえやっぱりなんか納得できないので色んな所に聞いてみました。


①競合他社でデンタルローンやってる銀行

銀行の担当さんが「ぶはっ」て盛大に噴き出してました。いわく


え、連帯保証人でしょ?

そしたらどっちから取るの?って話ですよねぇ。患者から回収できなければねぇ、当然もう一方から取りますよねぇ。。。


うん、まぁこれが普通の銀行員の一般的な反応ですよねぇ。。。


②銀行の元上司

悪質といえば悪質じゃない?

どういう経緯かにもよるけど、金融庁とか役所にタレこんだら?

結構泣き寝入りしている先生たちもいるのでは?


ですよね?

ということでタレこんでみました。


③関係省庁

どこの省庁も


うちじゃない


だって。オランダの某銀行のサービスデスクじゃないけど、電話のたらいまわしと責任のなすりつけあい。


ったく無駄飯食いの役人めっ!!!

菅さん、

早い所、お役所の改革してください!


④弁護士抱えてる付き合いのある事務所

歯科医院が潰れてサービスを完全に提供出来なくなる場合もあるので、このような加盟店契約で連帯保証人になるケースはあります。


とまぁこんな感じ。

一般的に、金融関係者にしかこのひどさ加減が伝わらないのが、なんとももどかしい。確かに④のように加盟店契約で連帯保証人の説明は納得はできるものの、それならそれできちんと説明する義務はあるでしょ。

少なくともこの説明は、自分とこのお抱え事務所からでなく、この消費者金融業者の営業からするべき。そもそも論でこんなペライチ申込書だけでなく、特殊事項を別記した契約書をつけるべきでしょう。それをせずに十把一絡げで連帯保証人とすること自体問題でしょ?と思いますがね。


さらに突っ込むなら医療機関は様々な法律に縛られる(通常のビジネスより非営利という建前の医療は厳しい)んですが、無料診療はご法度です。つまり、この申込書の読み方次第ではタダで診療しますよって公言しているも同然ですから、これはめちゃくちゃマズいでしょ。


ということで結論。

はっきり言って商品として成り立ってないスキームじゃございません?

しかも申込書(契約書?)が法的に無効になりかねない立て付けで、

さらにその辺りのリスクをきちんと説明せずにその場でサインとか・・・


ま、所詮、銀行でもない消費者金融なんてそんなレベルかもしれませんが、個人的な感覚では「詐欺でしょ」と思わざるをえない。


久々に頭から湯気ぽっぽの昼下がり。自分の身は自分で守らないと、とんでもないことに巻き込まれやすいのは中小企業だからこそ、って所ですかね。大企業にいると絶対ありえないような話が舞い込んでくるので、ハエタタキのお仕事もなかなか大変です!

2020年11月7日土曜日

えっ、詐欺!?

 田舎町にある小さな小さな歯科医院。毎日、毎日色んな営業があります。

そんなにうちお金ありませんよ?

って思う位。

それを丁寧に追い払うのもワタクシメのお仕事。別名ハエタタキとも言います♥


さて先日きた有名な消費者金融の会社さん。デンタルローンやりませんか?ってお話。


正直ベース


ローン組んでまで歯の自費治療をやるべきではない


というのが個人的考え。結局、自費治療なんて贅沢品ですから。

特に日本には歯科までカバーしてくれる素晴らしい保険システムがありますし。その保険システムは、下手をすると歯医者に持ちだしをさせてまで医療サービスを提供しろってお上が強要することもあるって話をするとまた脱線するので、これはまた別の機会で。


ま、ともかく。世の中には色んな人がいるので、やりたい人の為に導入を検討しようとしたのが先日。


商品スキームは、ここの消費者金融会社、歯科医院、患者さんの3者で契約するっていうんですね。で、歯科医院側では治療の詳細作ることと、治療がスタートしたってことを通知するだけって。


あとはそこの業者と患者さんでローン実行の諸々の手続きが始まるそうなんです。で、この業者の営業さんがその場で


加盟店契約をして頂きたいので、こことここに記入してください。


と申込書を出してきた。でもその場でいきなりサインをさせようとするし、なーんかおかしい。何か匂うというか。。。敢えて言うなら、歯科医院側にもローンリスクが発生しそうな匂い?


ということで、提出書類が揃わないことを理由で一旦申込書を預かりました。んで、数時間後によーく書類を読んでみたら・・・


歯科医院が患者の連帯保証人???


んなバカな話あります?それも加盟店申込者氏名の横に小さく小さく


(連帯保証人予定者)


↑↑↑

と書いてある。


読めるか!


え?これっておかしいでしょ。

サービス提供者が連帯保証人になったら、最悪ただで治療してくださいって話じゃん!


長くなるので次回に続く・・・

2020年11月5日木曜日

近状こんな感じ(笑)

 普段の生活に忙殺されていると、寝に帰るだけ、休みの日はやることに追われて終わる感があります。ワークライフバランスとかいう良く分からないカタカナ日本語は、それが出来てないからある言葉なんだろうなーと思う今日この頃。ま、元気だった時代の生活スタイルが戻ってきたと思えば、健康で普通の生活をおくれることに感謝すべきでしょうか。


先日、1年検診をお願いしているご近所の産婦人科で「問題なし」をもらってきました。そこの先生も忙しいはずなのに、私の診療時はやたら雑談が多いのは私の気のせいではないハズ。(笑)

今回言われたのが


オランダで治療してもらえてよかったよねぇ。

だから再発ないんじゃない?


200%同感!そうやって日々感謝しながら、毎日をすごしています。本当にいい時にオランダにいて、しっかり予防治療をやってもらえたからこその、健康体ですね。ま、体は散々切り刻まれましたけど、それは命との引き換えと思えますし。


で、昨今のコロナ禍。いい時にまたも日本にいたなーと。しかも医療業界にどっぷり浸かって正しい情報と知識が身近で得られるのはやはりありがたい環境です。ヨーロッパをみているとまたロックダウンとかしてますしね。


日本のコロナ対策は予想に反して湘南地域にミニバブルを起こしています。

どうも東京方面からの移住組が増えているそうで。リモートワークで東京の狭い住宅より自然が多く広い所、かつ週1~月1回程度東京に出やすい所へ引っ越しちゃえ、という考え方らしいです。


運悪く私も引っ越し先を探していて、目の前で気に入った物件かすめ取られること数度。内見行く前に物件が消える、消える。いやー、参った!


ということで、地元の不動産屋さんと仲良くして先日、表に出る前の物件を教えてもらって近いうちそれを見に行けたらいいなぁと思ってますが、これもまたどうなることやら。とりあえず適正価格の物件は市場に出るとその日に消える位の勢いなので、売りつくして売れる物件がもうないからどうしよう。。。と言っている不動産屋さんが一人二人ではないのでそうとうバブっているのは確かです。


いやー、人の消費行動ってほんと予測不可能です。誰、コロナで不況になるとか言ってた人?と言いたい位、この地域の不動産業に限っては不況とは縁遠いようです。


経済はともかく、早く自分の家が欲しい♥

2020年7月29日水曜日

最近のこと

コロナ禍の補正予算案が通り、医療関係者に慰労金が出るらしい、ということで職場ではちょっと盛り上がっています。一番大変だった時は精神的にかなり追い詰められた感がありましたが、それでもそういう話があれば「ま、いっか」と思えるのは不思議なものです。ま、我々下の組織がもらえるのは少しですけどね。

特定給付金なんかも色んな意見があるようで、国債=今の子供たちに負債を負わせるなんて…という意見、自分は困ってないからもらわない、とかね。

私の経済の知識なんて、大学院の経済学の授業でちょろっと習った付け焼き刃みたいなものですが、一番はやっぱりマクロ経済の基本は「金は天下の回り物」なのかな?と。要は、みんなが「景気がいい」と思って消費している限りは大丈夫と理解してます。

つまりコロナで停滞してしまったマクロ経済をうごかして元に戻す為にはみんなが景気がよかった時と同じように普通に消費活動をすること=つまりお金を使うこと。

と、考えて特定給付金も有難く頂き、いつもお世話になっているお店で消費する予定です。コロナで困っているお店もあり、潰れてしまったら私が今後困る訳で。(笑)
アベノマスクも買い物してる間の5分だけ、という時なんかは大活躍です!お国から色々もらえるなんて有難い話じゃない?と思うのですが、世の中は誰かに何かをもらっても純粋に「有難い」と思えないかわいそうな人が溢れてるのか、それともマスコミはそういう話題の方が煽れるのでそういう声ばかり拾ってるのか。。。

ま、そのマスコミもテレビを見ない生活だと普段はなかなか快適になります。ただ緊急事態宣言中は、このマスコミの煽りをくって、こっちの業界は風評被害に近い状態?とも思える日が続き、胃がキリキリ。。。

歯医者でコロナがうつるって、患者じゃなくてこっちだから!(怒)

うそばっか放映してるテレビなんてどうなの?って思いますが、そのテレビに出てる素人コメンテーターのバカ発言の方が、医療最前線の専門家の意見より信用されるのですからおかしな世の中になったものです。とはいえ、そんなどうしようもないテレビばっかりみてそれを頭から信用してる人も程度がしれてますが。。。

とここまで書いたままで放置してたらまた第2波がやってきてやたら感染者が増えているこの頃。一体、いつになったら落ち着くのか?と思う一方、ハーバード大学とかも落ち着くまで2年とかいう論文出してるので、当分続きそうですね。

このコロナから、中国とその周りのきな臭いこと。この時代に疫病が流行るなんて思いもしなかったけれど、それ以上に歴史が動いている瞬間に自分が今いるんだなぁと思う今日この頃。戦争にならないことを祈るばかりです。。。

2020年5月30日土曜日

日本の民度!?

ダイアモンドプリンセス号と共にやってきた異国のウイルス。
さんざんあの時に叩いていたマスコミは、あれが本当に正しい報道だったの?という反省もなく、また性懲りもなく毎日のように誤報やら、事実の隠蔽、うそ情報での煽り、某外国のプロパガンダと思しいようなとんでも情報を垂れ流し続けています。やれやれ。

先日、イギリスの某メディアが日本の感染対策はダメみたいなこと言ってた!という偽情報を朝〇新聞が書いてましたが、

相当数の死者を出してるイギリスのメディアに上から目線でそんなん言われたくないわ!(怒)

と思ったのはどうやら私だけではなかったようで、その元記事を調べて、実はこれって朝〇新聞のでっちあげだったというのがTwitterでさらされてました。朝〇の誤報は多すぎて、それも反日ばかり。そろそろ日本のメディアなんて名乗るの辞めて頂きたいですけどね。

ちなみにダイアモンドプリンセス号の時も諸外国のメディアが日本叩きをやっていたというのは半分位本当で、日本寄りの報道をしていた所や、お医者さんの同情的な専門意見も織り交ぜながら、各国各社のメディアは意外とニュートラルな視点で報道していたのではないかと個人的には感じていました。あくまでも英語情報の個人的感想ですが。。。

両方の立場をそれぞれ紹介しながら色んな情報を得られるという意味では、意外と英語情報は重宝します。イギリスのゴシップ紙でさえも、結構まともなコロナ専門ニュースがいち早く入ってきたりするのはさすがだなぁと思います。大体英語ニュース読んでから数日たつと日本のニュースになっているパターンが多いような気もします。そういう意味では日本メディアはどうして政権をたたくことばかりに熱心になってるんでしょうねぇ。。。

そういえばアメリカの方の記事でも日本の死者数がすごく少ないのが奇妙な現象とかなんとか書かれていました。諸外国と比べ、比較的早い段階からウイルスにさらされていたにも関わらず、ですが。

それについてはウイルス変異の仮説云々ありますが、なによりも一番すごいのはやっぱり日本人だから、ってことではないでしょうか。まあ、良し悪しそれぞれあるにしても、緊急事態宣言みたいなゆるーい制約でもきちんと守るし、何より衛生観念がちがいますよね、手洗い・うがいは子供の頃から叩きこまれている訳ですし、マスクをつけるのに抵抗は全くありませんし、挨拶に握手もハグもキスもしませんからねぇ。

私自身は運がいいことにタイミングよく日本にいて、しかも感染症のプロである歯科医院にいて、医療系の情報もいち早く入るし、殺菌消毒に必要なものがたまたま簡単に手に入る(といってもこれも運よく器械の設備投資したばっかりだったというのもありますが)ので助かったな、と思います。つくづく悪運強いんです、ワタクシ(笑)

ただぼそっとうちの院長が言うには、

口の中も一緒でさ、細菌が悪さしているのを叩いてあとちょっとだけどもうここでいいかなってやめちゃうと、またそこから細菌って繁殖しちゃうんだよねぇ。きっとこのウイルスも同じだと思うから、第2波、第3波に備えとかないと。

だそうで。緊急事態宣言が解除されてからは個々の行動は自分次第ということになりますけど、うつらないよう、うつさないようにするにはあとは皆さんの努力次第、つまり日本の民度がまさにでるのではないかと。

ちょっと緩んだ空気感が漂ってはいますけど、早く収束するのを心から願っております。

2020年4月30日木曜日

政府に見捨てられているコロナ最前線の歯医者さんの現場より

というお題で先日Facebookにつぶやかずにはいられなかったハードな1日が終わった夜。

ざっと内容をコピーしますとこんな感じ↓↓↓

感染患者を診ている病院に注目が集まるのは当たり前。アルコールもマスクもそっちには集まっているかもしれませんが、底辺にいる一介の歯科医院には救援物資は一切ありません。マスク、アルコール、グローブ、紙エプロン、どんどん在庫がなくなる中で少ない在庫をかき集め、みんな戦々恐々と毎日仕事をしています。

マスコミは歯医者が危ないと盛大なネガティブキャンペーンを打っているそうですが(←見てる暇なんてないので事実確認さえしてない)、業務妨害は止めて頂きたいです。危ないのは患者より仕事をしている我々です。命を張って仕事をし、患者を守る為にあらゆる努力をし、患者から心無い言葉を投げつけられ凹みまくって何の為にこんな苦労をしているのか自問自答して疲れ切って帰宅する毎日です。

挙げ句、元々少ない診療報酬に加え、材料コストは上がる一方(マスクは既に10倍の値段です)、命をかけるには安すぎる給料しか出せないのが現状で、コロナ感染率は一番と言われる歯科医療。

銀座のお姉さんに保証ですと?そんな予算があるならマスク、アルコール、グローブ、紙エプロンをください。そして命をかけている歯科従事者にもう少し優しい言葉をかけてあげてください。

とまぁ吐き出さずにいられなかった程、ハードだったんです。しかもこっちが病原菌扱いされて。医療関係者はコロナうつるかもしれないって覚悟しながら仕事してますから、それで病原菌扱いされると結構カチンッてきます。

これをアップしたのは少し前で、歯科業界からも声が上がるようになってだいぶ和らいだ感じはありますが、それでもまだまだ「歯医者は危ない」っていう刷り込みが残ってます。緊急を要しない治療は延期でっていうのが厚労省ですが、緊急じゃない治療って何をもって緊急じゃないっていうの?とも思いますよねぇ。ほっとけば、歯なんて悪くなる一方なんだから。

最近はそれでも外出自粛まだまだ続くかもって感じになってきましたが、ハーバード大ではこのコロナ騒ぎはあと2年続くって出してますからねぇ。その間ずっと歯医者通わないって話なの?ってことになりかねません。

そもそもオランダとかは歯医者で働いている人達の感染率が高いからということで休診ということになっているそうですが、すごい額のローン組んで器械入れている医院、高い賃料などなどの保証があって初めて休診に出来るんです。日本は自分でなんとかしてって方針ですから。そもそも普段から持ち出し多いし、材料費上がっても厚労省なんてどこ吹く風で医療費削減を振りかざして補填なんてしてくれませんからね。

ということで、時短にしたり、休診にしたりしてる医院さんも出てきているこの頃。経営破綻するところも増えそうな予感。既に求人関係はどんどん人材が出てきていますね。

さてどうやって生き延びるか、ほとんど戦時中みたいな感じになってきましたね。

2020年3月30日月曜日

コロナ、コロナ、コロナ。。。

中国発の肺炎、日を追うごとにすごいことになっていますね。
1月の時点からかなり頑張って情報収集していたので、中国で起きていたことが今、そのまま欧州、アメリカといった形で広がっているのがよく分かります。

その頃はまだこの肺炎がどんなものかよく分かってなくて、いきなり死んじゃうイメージでした。それが中国だからなのか、それとも中国政府が何か情報操作してるからなのか、それともどこにでも起こりうるのか。。。などなど不安の中、様子を見ていた記憶があります。

そんな時に横浜へダイアモンドプリンセス号が来たんですね。正直な所、

勘弁してよ~

と。はい、医療関係者がみんなナイチンゲールというのは幻想です。(笑)

ウイルス感染で、ワクチンなくて、下手したらうつるぞ、それが目と鼻の先の横浜で起こってる、しかも、感染者を搬送した救急隊員とかにも発症しちゃった、どうしよう?みたいな。

時を待たずして、そんなダイアモンドプリンセス号の感染者の入院先の噂が回ってきました。なんと、家から歩いて5分の病院がばっちり感染指定病院かなんかになってて、そこのスタッフと知り合いであるうちの同僚から「2~3人感染患者が入院してるって」と聞きました。この時点でコロナ包囲網にばっちり入っちゃったなと背筋が寒くなったのをよく覚えています。

その頃は、ダイアモンドプリンセス号をめぐって世界のメディアからも叩かれ、さらには自国のメディアからも糾弾されてました。

さっさと下船させないと乗客が感染する

だって。いやちょっと待ってよ。みんなどうして乗船者の味方なの???そもそも論で、クルーズ船に乗るってことは、風邪だろうが、インフルエンザだろうが、よく分からない疫病だろうが、もらう可能性があるって分かってて乗ってるじゃん。ってことは、そのリスク分かってて船乗って優雅に観光したかったんじゃないの?ならその人達の感染リスクとその船が寄港した地域の人の感染リスクなら、地域の人守るのが優先じゃない???

あの時はみんな日本政府の対応にブリブリ言ってましたけど、そんな圧力に負けずそのまま簡単に検疫なく下船とならず助かった!と思った神奈川県民は私だけではないはず。所詮、対岸の火事だからえらそーにこうするべき、あーするべきって言えるんですよ。

逆にあの時ギャーギャー言ってたメディアの人に言ってやりたい。アジアも欧州もアメリカも医療現場が崩壊している所もある中、今も同じこと言って検疫なしの下船は正しいと言えますか?と。

実際あの時にイタリアに寄港したクルーズ船は検疫なしで下したそうです。その結果なのか、別の理由なのかは分かりませんが、イタリアはすごい事になっています。大好きな国だから心がとにかく痛い。。。Facebookでもイタリア語が分かってそれが知り合いからの発信だと思うと尚更、ぐっとくるものがあります。。。

どっかの記事にありましたが、この手の流行病の場合は対応している最中はそれが正しい対応かどうか分からない、でも時間がたって感染者数や死者数などを最後に見た時になにが良かったのか見えてくると。

世界大戦は長い間なく、ちょっと平和ボケしている日本。でもどっかの国の人が言っていたけれど、「これは戦争だ!」と。戦争と同じくらい無差別に、それも強烈に、そして突然やってくる病と死。経済不安は勿論、これからどうなるんだろう。。。と思いながら毎日できることをやっています。まずは手洗い、うがい。口に何か入れる時は手をきれいにしてから。人混みに行かない、なるべく接触は濃厚にならないように。。。といっても医療従事者はそれだけで濃厚接触者だそうですが。

みなさんも、自分や自分の大切な人を守る為にできることをしてくださいね。

2020年3月5日木曜日

ここが変だよ、日本の医療⑦

しばらく息抜きが続いたので、また本題というか、愚痴?に戻ります。

ちなみに日本のバカ安の診療報酬(保険で診療する時の診療代)がおかしい!と指摘したのは前述の通り。

ここ20年でその診療報酬が実質1割下がったというのもこれまた事実。最近は医院の持出がかなり増えている歯科業界です。これでまたバッタバタ潰れる所がでるんだろーなー。

こうやって書くとぜーんぜん一般の人に響かないかもしれませんが、個人の小さい医院で診療報酬がどんどん削られるというのは、実際の企業に置き換えるとこんな感じ。

中小企業イジメ

いいですか?
大きな会社が下請けの中小企業の納入額をたたきまくってイジメてる話、よく聞きますよね?消費税なんかも増税されると、その分を払わないとか、その分値引きしろ、っていうのが横行しているらしいですけど。

医療機関も全く同じです。イジメるのはこの場合、おかみの方ですが。

消費税が上がろうが、最低賃金が上がろうが、借りてる賃貸料が上がろうが、おかみが

この値段で診療せい!

という鶴の一声で、どんなに苦しかろうと、その値段でしか診療できません、保険では。
しかも費用となる最低賃金や賃貸料などは都市部と地方で格差が開きまくりにも関わらず、収入となる診療報酬は全国一律の同額です。

ちなみに自衛隊など国家公務員の給料は、駐屯場所によって掛け率があって都市部と地方の格差是正がされるそうですが、医療ではそういう気の利いたシステムはありません。

この間消費税増税されましたが、じゃあその分診療報酬あがったかといえば、多少は上がったけど、それでカバーできんでしょってレベルです、はい。

ちなみにここ最近で歯科医院経営をめちゃくちゃ圧迫しているのは金属の値段です。

まぁその金属も、このご時世どうなの?っていうのはこの際おいときますが、今どき、銀歯なんて入れてるのなんて先進国では日本位ではありませんか?欧米では、白い歯で治しますからねぇ。。。

んで、そこを100歩譲って金属で治すとして。
で、最近はですね、金属の値段がどんどん上昇してるんです。私が知っているここ数年で、倍以上の値段です。仕入れ値が倍以上になっていても、国から保証されている診療報酬の金属代の部分は2倍になっていません。

じゃあどうなってんの?

って所ですが、実は

歯科医院の持ち出しです!

そう、診療すればするほど赤字になる状態になっております。そうじゃなくても歯の根っこの治療なんてかけそば1杯より安いって言われていますが(欧米では数万円)、それで治す歯に詰め物や被せ物するとさらに赤字になるのです。

普通の下請けの中小企業なら、消費税分を削られると消費者庁に報告できます。値下げも値上げも市場原理で自由に変えられます。が、医療の現場は違います。医療の現場で泣きつく所はありません。そして下手に文句の一つでも言おうものなら、おかみから目をつけられやっていけなくなるんだそうです。

ということで、お役所の「医療費削減、右にならえ」でどんどん削られる診療報酬。

こんな状態で、誰がまともに治療するの?

その現状を知っていると、やっぱり旗振り役であるおかみの方向性が間違っていると言わざるを得ない日本の医療。そもそも歯の治療は高いんです。それを安くやれ、ではなく、悪くした本人から取らなくてどうするの?

しっかり手入れをすればかなりのレベルで防げる歯科疾患。手入れしないヤツに自己責任とらせずに、みんなの税金使うなんてもってのほか。だからいつまでたっても医療費が減らないんですよ。

老人の負担率を上げるな、とかなんとかやる前にですね、まずは「予防」ですよ。さっさと予防に保険を使えるようにすれば相当変わると思いますよ、この分野は。

あ、蛇足ですが、保険で歯の診療が出来るのなんて世界中で日本以外殆どないと思います。。。

2020年3月3日火曜日

ラグーナベイコート

リゾートトラストの旅行シリーズ、今回は愛知県の蒲郡にあるベイコートです。

リゾートトラスト内には色んな名前のホテルがありますが、持っている会員権によって泊まれるホテルなどが変わります。宿泊日数やお部屋のグレードなど、色々変わってくるので、まずはどの会員権で何が出来るかを調べつくして、自分のライフスタイルにあった会員権を買うことが重要だよ?と初めに言われたのですが、その通りだなぁと最近思う次第です。

さて、そのベイコートですが、位置づけとしてはエクシブよりもうちょっとリッチ感のある施設です。色んな施設に泊まっていると、客が多くてワサワサしているエクシブより、そういうワサワサ感が少なめなベイコートの方がいいかな?と個人的には思っています。休みの日のこの隔離感、意外と重要です♪

で、まずは門番さんがいらっしゃる入り口を通過して並木道のアプローチのちょっとした距離を進みます。

すると見えてくるエントランスはどーん!

しかしホテル入口のドアはしっかり閉まっているので、そのままではホテルの内部は全然見えません。

今回このラグーナベイコートに泊まるのは2回目でしたが、この土地にこの形でこのデザイン、考えた建築家はすごいなぁ~と思います。

建物は、真ん中がU字型の曲線で海に突き出す形で立っています。それでどの客室からも目の前海どーんの景色が楽しめるようになっています。

なので、お部屋の中をよーく見ると四角でなく斜めに区切ってある所もあるのですが、そんなのぜーんぜん感じさせない作りです。ただ私のあるあるで、曲がっている廊下を歩いているうちに方向感覚を失います!(笑)そういえば、昔働いていた銀行の建物も湾曲している廊下だったので、よく迷ってたなぁ。。。

ちなみに下の海に続く形の露天風呂がある(勿論、客室からは見えない作りになってます!笑)のですが、エッジレスというか、インフィニティプールのような作りなので、まるで海に浸かっている気分を味わえます。

今回はチェックインを早めにしてもらってそのままお風呂に行ったので、殆ど誰もいないお風呂を楽しめました。

そういうのも、ここベイコートのいい所です。ちょっとしたオーナー特典に差がつけてあるので、そういうのをうまく利用できると楽しみも広がります。

やっぱりせっかく温泉地に来たのなら、気兼ねせずに楽しみたいですしね~
ということで、お風呂が楽しめる施設なので、私の中ではポイント高し、です!

ちなみに今回はこのラグーナベイコート1周年記念のブッフェを予約していたのですが、新型コロナウイルスの感染がやはり気になる所。

大勢が一気に限られたスペースで数時間一緒…

ということで、泣く泣くあきらめ、外のレストランでささっと食事をすませ、あとはお部屋でのんびり、ゆったり。次回こそはディナーをゆっくり楽しみたいですね♪

ということで、最後の写真はおまけ。初めて行った時の朝ごはんの1枚です。



2020年2月18日火曜日

新型コロナウイルス。。。

世の中はワケの分からないへんちくりんなウイルスで話題が持ちきりです。
そういえばSARSの時、ワタクシ遠いヨーロッパの地におりましたので、アジアの騒ぎはどこ吹く風で、とりあえず

うん、しばらく飛行機乗るのやめとこ~

で済んだんですよね。気が付いたらてんやわんやの騒ぎが終わっておりました。

ところが、今回は中国のお正月の影響で、気が付いたらウイルスが世界中に散らばってしまった。しかも悪いことに、少し前から分かっていたのに情報操作されてましたしね。

ちなみに、日本のメディアははっきり言ってマスゴミと言われるだけあって、ひどいモノです。幸いにして情報は自分で集められる時代ですから、英語で拾っていくともう少しバイアスが取れてまともになる気がします。

医療系で仕事をしていると、色んな知識が増えること、そして情報も早い段階で入ってくるのでその辺は有難いです。ちなみに医療施設でも消毒用アルコールとマスクの争奪戦を少し前までしておりましたが、とっくに在庫切れになってしまい、あるものでなんとか回している状態です。

そんな中、日本の市場にでないマスクだからと国外に送っているバカな元総理いましたけど、菌やウイルスと毎日戦っている医療機関サイドから言わせたら、日本の流通云々関係なしに、こっちに先に回してくれ!というのが正直な所。

先日、ちょうど横浜港に停泊中のダイアモンドプリンセス号のそばを通りました。現実は思ったより近い所にあるんだなぁと再認識しましたが、神奈川県内の医療機関には感染患者がどんどん運び込まれているようです。指定病院はまだ限られているようですが、うちうちに打診があるようです。ちなみにうちから徒歩で行ける病院はばっちり指定病院になっており、何人か入院患者がいるとのうわさが聞こえて参りました。こわっ。

医療機関の弱い所は、「治療を受けたいという患者を理由なく断ってはいけない」という医療法に縛られるところであります。消毒もマスクも足りてない施設で、患者が断れないって医療スタッフは命かけて仕事するの?って話にもなってきます。しかも、それで感染したら「労災認定されるんだろうか?」とかそういうことも考えてしまう自分がいたり。。。うちみたいな個人経営の歯科医院で感染者が出たら死活問題です。

ところで最近になって日本語でも出回っている情報ですが、新型コロナウイルスはSARSのウイルスにHIVのたんぱく質が4か所入っているとかなんとか。ちなみにこのインドの工科大学の教授が書いた論文はどこかの圧力で取り下げられたそうですが、やっきになって自然界での突然変異説を述べているのは中国人研究者という印象です。

何が本当なのか、それらを知る術は一個人では限られますが、とりあえず最悪に備えるべし!というのは別に経営学で習わなくても当たり前の話。たまたまタイミングよく、歯科医院の方で治療に使えて、菌やウイルスに効くという製品や器械を導入した所だったんですよね。それでその勉強もかねて、この新型コロナウイルスをどうやったら無力化できるか、という理屈も考えながら、院内にあるもの使ってマメに手洗い、うがいをして…というのを毎日やっています。

とはいえ早く収束して頂きたいですね、このウイルス騒ぎ。。。

あ、英語読める方にはこちらの記事がお勧め↓
ナショナルジオグラフィックの記事

2020年2月3日月曜日

エクシブ湯河原離宮

エクシブ旅行シリーズです。

リゾートトラストグループの中では新しい施設の湯河原離宮。週末などはほぼほぼ満室でなかなかとれない人気ホテルです。とはいえ、湯河原より前に建てられた箱根の方が人気があるようで、時々ぎりぎりのタイミングで空きがあったりします。

で、「次の連休はどうしようかな~」と思っていた時にたまたま

お、この日、空いてるじゃん!

と空きをみつけて行って参りました。

建物や内装は、ホームページや会員用に配られる冊子に載っている通り立派です。

この写真はエクシブ湯河原離宮のHPから拝借してきましたけど、ホテル入るとそのまんまこんな感じです。

ちょうど連休の始まりだったのでチェックインの受付はかなりワサワサしておりました。

が、会員のお客さんと、そうでないお客さんを分けて案内ということになるので、会員だと一応ソファーに座って待てます。

ただ山中湖と違い狭い受付の一角でソファーも限られているので、お互いに遠慮しながらソファーを譲り合いながら座るハメになり、ゆったり感はなかったですし、飲み物のサービスも山中湖に軍配があがる感じですかね。ま、混んでいる時は仕方ないですね。

ただここの施設は温泉があります!
それもですね、お部屋のお風呂に温泉がついてるんです!

そう、はっきり言ってそれ狙いで行きました。(笑)

念の為付け加えておくと、全室についているワケではないのですが、一定グレードのお部屋なら温泉付きです。

大浴場が苦手な私にぴったりの施設でございます。体中の切り傷さらしながら温泉の大浴場に入るのに大分慣れてはきたものの、やはり人が少ない方が有難いです、はい。

それが大浴場に行かずにそのままお部屋で温泉が楽しめるんですから、多少受付がワサワサしてようと、出てくる飲み物が適当にサービスされようが、文句は言いませんです。

ちなみにお部屋の温泉ってどんな感じなの?と思いましたが、これもまた冊子の通りでした。
かけ流しって言うんですかね、ずっとチョロチョロとお湯が出ていました。

お部屋で休んでいると、ずっとチョロチョロ音がするってどうなの?って思いましたが、寝る頃には自動的に止まってました。

ただ、ずっとチョロチョロお湯が出ているおかげで、入りたい時にはいつでもドボンッ!です。

ということで、リビングルーム→お風呂→ベッドルームをぐるぐるしてました。一体1泊2日の間に何回お湯に浸かったことか。。。(笑)

まぁ皆さんがこういうリゾート施設をどのようにお使いなのか知りませんが、とにかくゆっくりして英気を養いたい時に行こうと思っている私にとってはまさにうってつけの場所でした!

ちなみに朝ごはんだけここで頂きましたが、和食はどれもこれも目移りする様なメニューで、見ても楽しめ、食べても楽しめる内容でしたね。

たまには上げ膳据え膳もいいものです。さて、次はいつ行けるか。。。


2020年1月28日火曜日

お誕生日

前にも触れた気がしますが、オランダのお誕生日はお誕生日の当人がケーキなどを用意してみんなに祝ってもらいます。

始めの頃はその習慣に慣れず、

なーんで誕生日の当人が大変な思いしてケーキだなんだと用意すんのよ

とどうしても思ってしまい、誕生日がくるのが嫌だったのですが、職場などで皆さんのお誕生日ケーキを毎回食べていると、自分の時も自動的にふるまわないといけないワケでして。。。

ということで、誕生日が来るとケーキを何個も焼いて職場に持っていっていたのは今となっては良い思い出。

ということで、まぁずーっとそうやってケーキ焼いてたので、逆にないと寂しい気になるものなのですよ。まぁアマノジャクと言いたければ言ってくださいまし。(笑)

それで今年のお誕生日はとにかく疲れていたので(←歳のせいか???爆)「何もせず休む!」と決めて、仕事が休みの日だったこともあり、グータラ朝はベッドで過ごし、さらにお昼寝もしっかりして夜ご飯もあまりものでちゃちゃーっと済ませてしまったんですね。

ところがケーキを焼かない、食べないまま誕生日が終わるかも?と思えるような食後のお時間、20時45分になってから

誕生日にケーキがないってあまりにワビしくない???

という考えがふっと浮かんだんですね。

それじゃあ、余りにも私かわいそうじゃん!(←そうかぁ???笑)

ということで、その時間になって簡単に出来るデザートをがちゃがちゃ作り始めたこの因果な性格。。。まぁこの歳になったらもう変わんないか!

ということで混ぜて焼くだけのイタリアで習ったチョコレートケーキを焼き時間も入れて約15分で完成!

じゃじゃーん♪

ということで、夜の9時からのお誕生日会です!付け合わせはさすがに仕込む時間がないので、たまたま冷凍庫にあったバニラアイスを合わせて、パウダーシュガーをささっとかけてそれらしくお祝いと相成りました。ちゃんちゃん。



で、終われば良かったのですが・・・

ここでまた因果な性格が災いしましてですね、
きっちり手間かけて作らないと作った気がしないという。。。

ということで、日曜日にリベンジ致しました!

どうしてもたべたかったカスタードクリーム、抹茶をあわせて、抹茶味のミルクレープ。

これだけ連ちゃんで食べれば大満足♡

さて、しばらくはスィーツなしですごせるか、それともスイッチ入って作りまくりの、食べまくりか。

いい加減体重が落ちなくなって久しいので気を付けなければ。。。

2020年1月21日火曜日

サバイバー 11年終了なり

毎年、自分の誕生日が近づくと癌の手術をしたことを思い出します。初めての治療からカウントして「〇年」と数えていくそうなので、私の場合は1回目の手術からカウントして、ちょうど11年を無事に過ごしたことになります。

その間、あやしげな民間療法を勧められたり、抗がん剤などのおかげで再発してないと言われたり、魚や野菜中心の生活にした方がいいのかも…とお肉が食べられなくなったり、途中でしんどくてしんどくて投げ出したくなったホルモン療法があったり、オランダでは標準治療にあたる予防手術をしたり。。。

うーん
早かったような、長かったような。。。

まぁ、何のお陰なのかよくわからないし、やった事全てがよかったのか、はたまたただ単に運が良かっただけなのか、とりあえず今の所、再発も転移もなく平穏無事に過ごせていることに感謝です。

予防治療をしっかりやったことで、再発や転移のリスクはかなり少なく出来たのではないか?と個人的にはなんとなく思っているので、今考えればオランダで治療してて良かったな、とは思っています。

そういう意味で、いい時にいい場所にいつもいる私って、意外と運がいいんですよね。そのアゲ運のままなんとか走り切りたい今日この頃。私が年数を重ねて元気でいること、これが現在闘病している人たちの希望になりますように。。。

2020年1月18日土曜日

エクシブ山中湖

人気のリゾートホテルに泊まる機会がちょいちょいできたので、自分用の記録もかねて、これまで行った施設を少しずつアップしていこうかなと思います。

ちなみにこのリゾートホテルを経営している会社が持っている施設は、色々泊まり歩けるシステムになっています。ただ新しくてゴージャスな施設というのは、人気も高くなかなか空きがない。基本的に連休がない仕事をしていると行く機会はないし、祝日で晴れて連休で休める時は、同じく連休で遊びたい人達で施設の取り合いをしているので、なかなか行きたい施設に行く機会はないのですが。。。(笑)

ということで昨年の9月の連休は、競争率低めの山中湖に行って参りました。

実際、競争率低めな所しか空きはないし、連休なので人はそれなりにいます、はい。でも、そこは高級リゾートと歌っているだけあって、さばき方はさすが!どんなにチェックインが混んでいても、

こちらへどうぞ

と横のカフェに通され、ゆったりソファーに座って出てきたコーヒー飲みながら待つので、ぜーんぜん待つのが辛くない。しかもコーヒー美味しいし!

日本帰国直後にリゾートホテルに行く意味がよく分からなかったのですが、普通のホテルとの違いはやはりこのようなプラスアルファの対応、お部屋の作りがゆったりめ、そして会員制ということもあって、あまり他の客でイライラすることが少なくホテルでゆっくり過ごせることですかね。

これまで色々泊まった海外のホテルと比べるなら、4~5つ星ホテルのちょっと良いお部屋に泊まるイメージです。ホテルのサービスが至れり尽くせりで、場合によっては専用のラウンジがあったりしますけど、あんな感じです。

実際にこのリゾートグループのすごい所は何と言ってもロケーションでしょうか。お部屋の窓からドーンと見える景色はすごいです。ちなみに山中湖の場合

山中湖どーん
そのバックに富士山どーん

です。ただこの日は天気悪くて富士山どーんは気分だけで見えませんでしたが。(笑)

ぼーっと景色眺めながらお茶をすするだけでもなんだかほっとできる空間があります。あと安ホテルとの違いは、隣の音が聞こえないので隔離された感があって、自分で景観を独り占めしてる気分になります。

朝ごはんはバイキングでしたが、その場で色々作ってくれるコーナーあり、和食、洋食、中華のバラエティーの多さ、そして静かなコーナーに案内してもらってゆっくり食べられること、なかなかレベルの高いバイキングでした。

ちなみにホテルのインテリアとか、新しい施設に比べると古いと言われていることも多いエクシブ山中湖ですが、私的にはキラキラしてる最新の施設よりいぶし銀みたいなちょっと味のあるホテルで、ここのグループの中ではピカイチのサービス(という程まだ泊まり歩いてないけど!笑)でお気に入りの施設の一つとなりました。

大浴場嫌いの私は行きませんでしたが、サンクチュアリと一緒に使える大浴場も完備されています。ただ「温泉」と呼ぶ条件が最近変わってしまって、現状では「温泉」と呼べなくなったそうですが、数年前までは「温泉」と呼んでいたお湯だそうです。

さて、次はいつ行けるかな~
その時は忘れず写真撮って来ないと。。。

2020年1月14日火曜日

偶然のサプライズ 2

偶然にFacebookでオランダ在住の友人に台湾旅行へ行くことを告げたワタクシ。
そこで偶然にもその友人が同じ時期に台湾へ行くとか。

ここは個人的に連絡して判明したのが、彼女は土曜日から、ワタクシは日曜日から台北にいるってこと。

ドンピシャじゃん!

ということで、直前のクリスマスにお互い大興奮。とはいえ、彼女が義理の家族とクリスマスをお祝いしている最中の電話なので短く話を切り上げ、あとは会った時にということで。

で、待ちに待ったその日。。。5年ぶりに会った彼女をみてびっくり!

長かった髪がばっさりじゃん!

あなたもね!

と言う会話で始まった再会。

二人共ここずっとロングストレート。私はバッサリ切ってしばらく経つけど、Facebookなどで写真をしばらく挙げておらず。一方の彼女はたった数日前にバッサリ切ったとか。

で、不思議なのが

髪型ほぼ一緒!

というこの偶然。こんなことってあるのねぇ。。。で、ふっと目をやると、彼女のバックの生地と私のワンピースの柄がまた似てる。ていうか、殆ど一緒のレベル位カブリまくり。

こんなことってあるの???

彼女とは性格は全然似ていないけれど、長らく友達やってると意外な所が似てくるのか。。。(笑)

お互い長い間離れててもやっぱり友達なんだねぇ

としみじみ。で、偶然もこれで打ち止めかと思いきや。。。

お互いの近状を色々話しているうちに、

台湾のマッサージの話となり、実はお気に入りの人がいてね

と私が話し始めると、彼女も通っているマッサージ屋があって、それが何と一緒のお店の一緒の支店というこの偶然!広い台北に星の数ほどあるマッサージ屋の中でお気に入り店がカブるなんてあるんだ。。。

ところが、そこのお店にいつもわんさかいるマッサージ師、一人一人に番号がついててその番号で指名するのですが、なんと!

そう、そのなんとなんです!
同じ人だったという。。。

偶然もここまでくれば。。。というサプライズだらけの再会。

興奮冷めやらぬ間にしゃべり倒し、帰国の飛行機に乗り込みカウントダウンは時差またぎの飛行機の中で一体いつが新年なのかよくわからない2020年の幕開けとなりました。

さて、今年は面白い1年になるかな?と期待を込めて。。。

2020年1月9日木曜日

偶然のサプライズ

偶然が重なってこんなことあってあるの?

ということが稀にあります。私の場合、地球の反対側でばったり友達に会うパターン。

前にあったのが、たまたま私がオランダから日本帰国している時、ドバイにいた友人もちょうど日本帰国していて、ばったり日本で会うことになったケース。まぁこれなら年末の帰国が重なっている時期だから、ありえない話ではないよね?程度。

次に、日本での手術が無理ということになって、オランダで急遽手術することになった時。秋の中途半端な時期に渡蘭したら、たまたま前述の友人もドバイからオランダに来ていた最中で、ここで偶然にもまた会うことになったケース。

運命を感じるよね♡

と話していたのに、二人共日本帰国してここ数年は全然会ってないという。。。近くにいる時ほどこそ会わないのは不思議。

で、今回の話は、年末に偶然がいっぱい重なって5年ぶりに別の友人にあった話。

そもそもは筆不精のワタクシが、

今年こそはクリスマスカード書くか?

なーんて気を起こして書こうとしていたのですが、予想通り最後の最後で間に合わない!ということになり、やっぱり例年通りFacebookでクリスマスメッセージをぎりぎりの12月24日に投稿したのがまずは事の始まり。

一番にコメントをしてくれたこの友人。学生の頃からずーっとの付き合いで、アジアとヨーロッパを何往復かした末、彼女は現在オランダ在住。9月に彼女のパーティに招待されたのだけど、仕事との兼ね合いでちょっとオランダまで行くのは無理そうだなぁと思い、断ったんですね。

ということもあり、彼女のコメントが

2020年の貴女の抱負は「古い友達に会うこと」でどう?

とどのつまりが、彼女に会う機会を作れって話だったワケです。で、ここで私もやり返します。

今週末、台湾いくの
そこでどう?

冗談のつもりが

勿論いいわよ♪

とコメントが続きます。

えっ?
今週末、台湾で会えるの???
まさかねぇ。。。

夏に予約していた台湾への小旅行、行く直前に頭にいっぱいのクエスチョンマーク???

ということでつづく。

2020年1月7日火曜日

あたる予感!

というものがあるんです、はい。

何かと言うと、懸賞の類。(笑)

面白くもないマジメな話が続いたのでここいらでどうでもいい話。


感受性云々っていうと、そんなに自分がすごいってことは全くなく、どちらかというとニブい部類か?と長らく思っておりました。というのもうちの母親と言う人が、そういう話が好きな人で、自分がどれだけそういう感覚があるかって言う人だったので。

それに比べたら、私しゃタダの人だな~

と。

年末になると商店街とかどっかのお店でやってるガラガラ回すクジありますよね?で、家族で一緒に行って回すと、私は必ず「空くじ」を引き、弟と母が何らかしらあてるんです。

何度もそういうことが続くとクジを回すこと自体がオモシロくなくなるので

私、どうせ当たらないからいい。
お母さんが回せば?

と辞退するようになっておりました。ところが、中学あたりですかね。自分のお気に入りの月刊漫画での懸賞に応募するようになると、何故か当たるんです。それも1回や2回ではなく、出せばほぼほぼアタリ。

あまりに当たるのでみんな当たるんだと思っていたのですが、実はそうでもないんですよね。ただ懸賞のハガキを出すときに何となく

これ、私もらえるわ。

という良く分からないアタリの予感があるんです。それがない時はやっぱりハズレ。
不思議とそういうのが分かるようになってくるんですよね。まぁ予感がないからって懸賞ハガキ出さない、とはなりませんでしたが。

ちなみに子供の頃に流行ったユリ・ゲラーですが、テレビ見ながら一緒に家にあったスプーンを曲げまくってました、ワタクシ。(笑)

ただ、大人になるとそういう感覚も薄れてくるもので、久々に日本に帰国して応募する懸賞という懸賞は全て外していました。

あーーー、やっぱり子供じゃないと、ああいう感覚はないのかぁ?
大人になるとなくなるよね、やっぱり。

となんとなく自分を納得させていた数年。

ところが数年前。
とあるショッピングモールでやっていたガラガラ抽選会。

あー、当たらないあのガラガラだわ。
ちょうど回せるチケットたまってるけど・・・

ん?
いや、ちょっと待てよ?
なんか当たる気がする

で、せっかくなんで回してみました。そしたら・・・


リンリンリン♪
おめでとうございま~す!
特賞、当たりましたぁ~~~☆☆☆


おぉー、感覚まだあるわ。
といってもこの特賞、DeNAの野球観戦チケットで、カープファンの私にとっては興味のないものなので、人にあげちゃいましたけどね。

ということで、最近もちょいちょいグリコの懸賞とかで小さいアタリをゲットしてますが、なぜか大きい宝くじとかって当たらないいう。。。まぁ人生そんなもんさ♪