2020年3月30日月曜日

コロナ、コロナ、コロナ。。。

中国発の肺炎、日を追うごとにすごいことになっていますね。
1月の時点からかなり頑張って情報収集していたので、中国で起きていたことが今、そのまま欧州、アメリカといった形で広がっているのがよく分かります。

その頃はまだこの肺炎がどんなものかよく分かってなくて、いきなり死んじゃうイメージでした。それが中国だからなのか、それとも中国政府が何か情報操作してるからなのか、それともどこにでも起こりうるのか。。。などなど不安の中、様子を見ていた記憶があります。

そんな時に横浜へダイアモンドプリンセス号が来たんですね。正直な所、

勘弁してよ~

と。はい、医療関係者がみんなナイチンゲールというのは幻想です。(笑)

ウイルス感染で、ワクチンなくて、下手したらうつるぞ、それが目と鼻の先の横浜で起こってる、しかも、感染者を搬送した救急隊員とかにも発症しちゃった、どうしよう?みたいな。

時を待たずして、そんなダイアモンドプリンセス号の感染者の入院先の噂が回ってきました。なんと、家から歩いて5分の病院がばっちり感染指定病院かなんかになってて、そこのスタッフと知り合いであるうちの同僚から「2~3人感染患者が入院してるって」と聞きました。この時点でコロナ包囲網にばっちり入っちゃったなと背筋が寒くなったのをよく覚えています。

その頃は、ダイアモンドプリンセス号をめぐって世界のメディアからも叩かれ、さらには自国のメディアからも糾弾されてました。

さっさと下船させないと乗客が感染する

だって。いやちょっと待ってよ。みんなどうして乗船者の味方なの???そもそも論で、クルーズ船に乗るってことは、風邪だろうが、インフルエンザだろうが、よく分からない疫病だろうが、もらう可能性があるって分かってて乗ってるじゃん。ってことは、そのリスク分かってて船乗って優雅に観光したかったんじゃないの?ならその人達の感染リスクとその船が寄港した地域の人の感染リスクなら、地域の人守るのが優先じゃない???

あの時はみんな日本政府の対応にブリブリ言ってましたけど、そんな圧力に負けずそのまま簡単に検疫なく下船とならず助かった!と思った神奈川県民は私だけではないはず。所詮、対岸の火事だからえらそーにこうするべき、あーするべきって言えるんですよ。

逆にあの時ギャーギャー言ってたメディアの人に言ってやりたい。アジアも欧州もアメリカも医療現場が崩壊している所もある中、今も同じこと言って検疫なしの下船は正しいと言えますか?と。

実際あの時にイタリアに寄港したクルーズ船は検疫なしで下したそうです。その結果なのか、別の理由なのかは分かりませんが、イタリアはすごい事になっています。大好きな国だから心がとにかく痛い。。。Facebookでもイタリア語が分かってそれが知り合いからの発信だと思うと尚更、ぐっとくるものがあります。。。

どっかの記事にありましたが、この手の流行病の場合は対応している最中はそれが正しい対応かどうか分からない、でも時間がたって感染者数や死者数などを最後に見た時になにが良かったのか見えてくると。

世界大戦は長い間なく、ちょっと平和ボケしている日本。でもどっかの国の人が言っていたけれど、「これは戦争だ!」と。戦争と同じくらい無差別に、それも強烈に、そして突然やってくる病と死。経済不安は勿論、これからどうなるんだろう。。。と思いながら毎日できることをやっています。まずは手洗い、うがい。口に何か入れる時は手をきれいにしてから。人混みに行かない、なるべく接触は濃厚にならないように。。。といっても医療従事者はそれだけで濃厚接触者だそうですが。

みなさんも、自分や自分の大切な人を守る為にできることをしてくださいね。

2020年3月5日木曜日

ここが変だよ、日本の医療⑦

しばらく息抜きが続いたので、また本題というか、愚痴?に戻ります。

ちなみに日本のバカ安の診療報酬(保険で診療する時の診療代)がおかしい!と指摘したのは前述の通り。

ここ20年でその診療報酬が実質1割下がったというのもこれまた事実。最近は医院の持出がかなり増えている歯科業界です。これでまたバッタバタ潰れる所がでるんだろーなー。

こうやって書くとぜーんぜん一般の人に響かないかもしれませんが、個人の小さい医院で診療報酬がどんどん削られるというのは、実際の企業に置き換えるとこんな感じ。

中小企業イジメ

いいですか?
大きな会社が下請けの中小企業の納入額をたたきまくってイジメてる話、よく聞きますよね?消費税なんかも増税されると、その分を払わないとか、その分値引きしろ、っていうのが横行しているらしいですけど。

医療機関も全く同じです。イジメるのはこの場合、おかみの方ですが。

消費税が上がろうが、最低賃金が上がろうが、借りてる賃貸料が上がろうが、おかみが

この値段で診療せい!

という鶴の一声で、どんなに苦しかろうと、その値段でしか診療できません、保険では。
しかも費用となる最低賃金や賃貸料などは都市部と地方で格差が開きまくりにも関わらず、収入となる診療報酬は全国一律の同額です。

ちなみに自衛隊など国家公務員の給料は、駐屯場所によって掛け率があって都市部と地方の格差是正がされるそうですが、医療ではそういう気の利いたシステムはありません。

この間消費税増税されましたが、じゃあその分診療報酬あがったかといえば、多少は上がったけど、それでカバーできんでしょってレベルです、はい。

ちなみにここ最近で歯科医院経営をめちゃくちゃ圧迫しているのは金属の値段です。

まぁその金属も、このご時世どうなの?っていうのはこの際おいときますが、今どき、銀歯なんて入れてるのなんて先進国では日本位ではありませんか?欧米では、白い歯で治しますからねぇ。。。

んで、そこを100歩譲って金属で治すとして。
で、最近はですね、金属の値段がどんどん上昇してるんです。私が知っているここ数年で、倍以上の値段です。仕入れ値が倍以上になっていても、国から保証されている診療報酬の金属代の部分は2倍になっていません。

じゃあどうなってんの?

って所ですが、実は

歯科医院の持ち出しです!

そう、診療すればするほど赤字になる状態になっております。そうじゃなくても歯の根っこの治療なんてかけそば1杯より安いって言われていますが(欧米では数万円)、それで治す歯に詰め物や被せ物するとさらに赤字になるのです。

普通の下請けの中小企業なら、消費税分を削られると消費者庁に報告できます。値下げも値上げも市場原理で自由に変えられます。が、医療の現場は違います。医療の現場で泣きつく所はありません。そして下手に文句の一つでも言おうものなら、おかみから目をつけられやっていけなくなるんだそうです。

ということで、お役所の「医療費削減、右にならえ」でどんどん削られる診療報酬。

こんな状態で、誰がまともに治療するの?

その現状を知っていると、やっぱり旗振り役であるおかみの方向性が間違っていると言わざるを得ない日本の医療。そもそも歯の治療は高いんです。それを安くやれ、ではなく、悪くした本人から取らなくてどうするの?

しっかり手入れをすればかなりのレベルで防げる歯科疾患。手入れしないヤツに自己責任とらせずに、みんなの税金使うなんてもってのほか。だからいつまでたっても医療費が減らないんですよ。

老人の負担率を上げるな、とかなんとかやる前にですね、まずは「予防」ですよ。さっさと予防に保険を使えるようにすれば相当変わると思いますよ、この分野は。

あ、蛇足ですが、保険で歯の診療が出来るのなんて世界中で日本以外殆どないと思います。。。

2020年3月3日火曜日

ラグーナベイコート

リゾートトラストの旅行シリーズ、今回は愛知県の蒲郡にあるベイコートです。

リゾートトラスト内には色んな名前のホテルがありますが、持っている会員権によって泊まれるホテルなどが変わります。宿泊日数やお部屋のグレードなど、色々変わってくるので、まずはどの会員権で何が出来るかを調べつくして、自分のライフスタイルにあった会員権を買うことが重要だよ?と初めに言われたのですが、その通りだなぁと最近思う次第です。

さて、そのベイコートですが、位置づけとしてはエクシブよりもうちょっとリッチ感のある施設です。色んな施設に泊まっていると、客が多くてワサワサしているエクシブより、そういうワサワサ感が少なめなベイコートの方がいいかな?と個人的には思っています。休みの日のこの隔離感、意外と重要です♪

で、まずは門番さんがいらっしゃる入り口を通過して並木道のアプローチのちょっとした距離を進みます。

すると見えてくるエントランスはどーん!

しかしホテル入口のドアはしっかり閉まっているので、そのままではホテルの内部は全然見えません。

今回このラグーナベイコートに泊まるのは2回目でしたが、この土地にこの形でこのデザイン、考えた建築家はすごいなぁ~と思います。

建物は、真ん中がU字型の曲線で海に突き出す形で立っています。それでどの客室からも目の前海どーんの景色が楽しめるようになっています。

なので、お部屋の中をよーく見ると四角でなく斜めに区切ってある所もあるのですが、そんなのぜーんぜん感じさせない作りです。ただ私のあるあるで、曲がっている廊下を歩いているうちに方向感覚を失います!(笑)そういえば、昔働いていた銀行の建物も湾曲している廊下だったので、よく迷ってたなぁ。。。

ちなみに下の海に続く形の露天風呂がある(勿論、客室からは見えない作りになってます!笑)のですが、エッジレスというか、インフィニティプールのような作りなので、まるで海に浸かっている気分を味わえます。

今回はチェックインを早めにしてもらってそのままお風呂に行ったので、殆ど誰もいないお風呂を楽しめました。

そういうのも、ここベイコートのいい所です。ちょっとしたオーナー特典に差がつけてあるので、そういうのをうまく利用できると楽しみも広がります。

やっぱりせっかく温泉地に来たのなら、気兼ねせずに楽しみたいですしね~
ということで、お風呂が楽しめる施設なので、私の中ではポイント高し、です!

ちなみに今回はこのラグーナベイコート1周年記念のブッフェを予約していたのですが、新型コロナウイルスの感染がやはり気になる所。

大勢が一気に限られたスペースで数時間一緒…

ということで、泣く泣くあきらめ、外のレストランでささっと食事をすませ、あとはお部屋でのんびり、ゆったり。次回こそはディナーをゆっくり楽しみたいですね♪

ということで、最後の写真はおまけ。初めて行った時の朝ごはんの1枚です。