2020年4月30日木曜日

政府に見捨てられているコロナ最前線の歯医者さんの現場より

というお題で先日Facebookにつぶやかずにはいられなかったハードな1日が終わった夜。

ざっと内容をコピーしますとこんな感じ↓↓↓

感染患者を診ている病院に注目が集まるのは当たり前。アルコールもマスクもそっちには集まっているかもしれませんが、底辺にいる一介の歯科医院には救援物資は一切ありません。マスク、アルコール、グローブ、紙エプロン、どんどん在庫がなくなる中で少ない在庫をかき集め、みんな戦々恐々と毎日仕事をしています。

マスコミは歯医者が危ないと盛大なネガティブキャンペーンを打っているそうですが(←見てる暇なんてないので事実確認さえしてない)、業務妨害は止めて頂きたいです。危ないのは患者より仕事をしている我々です。命を張って仕事をし、患者を守る為にあらゆる努力をし、患者から心無い言葉を投げつけられ凹みまくって何の為にこんな苦労をしているのか自問自答して疲れ切って帰宅する毎日です。

挙げ句、元々少ない診療報酬に加え、材料コストは上がる一方(マスクは既に10倍の値段です)、命をかけるには安すぎる給料しか出せないのが現状で、コロナ感染率は一番と言われる歯科医療。

銀座のお姉さんに保証ですと?そんな予算があるならマスク、アルコール、グローブ、紙エプロンをください。そして命をかけている歯科従事者にもう少し優しい言葉をかけてあげてください。

とまぁ吐き出さずにいられなかった程、ハードだったんです。しかもこっちが病原菌扱いされて。医療関係者はコロナうつるかもしれないって覚悟しながら仕事してますから、それで病原菌扱いされると結構カチンッてきます。

これをアップしたのは少し前で、歯科業界からも声が上がるようになってだいぶ和らいだ感じはありますが、それでもまだまだ「歯医者は危ない」っていう刷り込みが残ってます。緊急を要しない治療は延期でっていうのが厚労省ですが、緊急じゃない治療って何をもって緊急じゃないっていうの?とも思いますよねぇ。ほっとけば、歯なんて悪くなる一方なんだから。

最近はそれでも外出自粛まだまだ続くかもって感じになってきましたが、ハーバード大ではこのコロナ騒ぎはあと2年続くって出してますからねぇ。その間ずっと歯医者通わないって話なの?ってことになりかねません。

そもそもオランダとかは歯医者で働いている人達の感染率が高いからということで休診ということになっているそうですが、すごい額のローン組んで器械入れている医院、高い賃料などなどの保証があって初めて休診に出来るんです。日本は自分でなんとかしてって方針ですから。そもそも普段から持ち出し多いし、材料費上がっても厚労省なんてどこ吹く風で医療費削減を振りかざして補填なんてしてくれませんからね。

ということで、時短にしたり、休診にしたりしてる医院さんも出てきているこの頃。経営破綻するところも増えそうな予感。既に求人関係はどんどん人材が出てきていますね。

さてどうやって生き延びるか、ほとんど戦時中みたいな感じになってきましたね。