2016年2月22日月曜日

癌患者が聞きたくない話 つづきのつづき

癌患者が聞きたくない話、まぁぶっちゃけ私が聞きたくない話って意外とあるんですよね。まだまだ書き足りない感があるのでさらに続きを・・・笑

一緒の土俵に立つな!
これですね、私とかが「癌やってまして・・・」と言わざるを得ない状況の時、たまに

私も!

っていう人がいるんですよ。でも、よくよく聞くと「癌かもしれないから、検査しろって言われた」けど「結局なんでもなかった!」ってケースなんですが。

あのですね、「癌かもしれない」と「癌治療をした」というのは、大きく違います。どれ位違うかっていうと、幼稚園児のお医者さんごっこと、本物のお医者さん位違います。

や、分かりますよ。「癌かも」って言われて驚かない人はいないから。で、その時に自分の人生について考えると思うんですよね。でも、この時に考える「もし、私が今死んじゃったら・・・」という頭の中のシミュレーションと、実際に命の危険があるって何度か言われる癌治療をしながら「この治療をしなければ、自分の生存率はどれ位下がるか?」って常に考えて、治療をしてもしなくても命を差し出すようなギリギリの状態を繰り返すのでは、やっぱり大きく違うんですよ。

で、その違いを身をもって体験した人が、体験したこともない人に「私も~。大変だよねぇ。」なーんて簡単にかるーく言われると、ぶっちゃけ「はぁ~、そんな位で分かってたまるか!」って思います。っていうか、それならまったく何も分かってない人相手にする方がまだマシだから!!!

さらに、そういう分かってないヤツに限って

癌かもって言われて、自分が死ぬかもって思った時、ほんと焦った!
もう、あんな思いだけはしたくない!


とかね。そうやってさらに追い打ちをかけるな、バカ! ヽ(`Д´#)ノ
実際あなたの言うあんな思いをずっとしてきた人を目の前にして言う言葉じゃないから!

という言葉を聞き続けるうちに、こういうタイプの人とは自然と関わりにならなくなります。毎回傷つくのは嫌ですもん。かと言って分からないおバカちゃん相手に議論して限りあるエネルギー無駄にもしたくないし、あえて言うこと言って事を荒立てて、こっちが悪者になるのも嫌ですしね。

お見舞いに来なくていいと言われた
何かに誘っても言い訳して乗ってこない
なんだか最近、疎遠になった

心当たりありませんか?だとしたら、あなたの余計な一言で意外と傷ついているのかも?
少しはその空気、察してあげてくださいね、と代わりにここで言っときます。

さてと、こっちの毒だし終わったから、今度は次か?笑