2010年12月14日火曜日

ブーレンコール

オランダの冬の野菜といえば、このブーレンコール。見ての通り、葉っぱがカールした、菜っ葉の一種とでも言いましょうか。

とにかく硬い葉っぱで食べにくいので、こまかーく切ってマッシュしたポテト一緒に食べるのが普通のオランダ料理。大抵は写真のようにスモークソーセージが付けあわせで出ます。

ところが、このブーレンコールの作り方がびみょーに各家庭違うようなんです。例えばこの写真はグーグルイメージで拝借したのですが、うちでこんな感じで出すと「これはブーレンコールぢゃない\(*`∧´)/」と怒られます。

私がオランダに来て始めて食べたのは、ちょうどこんな写真のような感じで、ブーレンコール味のマッシュポテトを食べるって感じだったんですね。ついでに炒めたベーコンなんかも混ざってて。

芋好きの私は、このブーレンコールがお気に入りで、よく一人の時も作って食べていました。ところがうちのクマと出会って始めて作った時に言われたのが、

「これは日本式のブーレンコールかぁ?ブーレンコールじゃなくてイモ食ってるぞ。今度は俺が本当のブーレンコールを作ってやる!」

???なんのこっちゃ???

で、手際の悪いクマが台所で悪戦苦闘して作ったのを見て納得。要は、ブーレンコールに対してマッシュポテトの量を減らせってことらしい。むむ、実はポテトがおいしいのに・・・

とは言ってもオランダ人に「これがオランダ式」と言い張られてはどうしようもないので、郷に入れば郷に従えで、彼のお母さんに作り方(というか材料の割合)を教わって、最近は合格点がもらえるブーレンコールが作れるようになったのでした。

と、ここまでがなが~い前置き(笑)

で、昨日作ったブーレンコールが結構余ってしまった。ところがこれを暖めなおして食べるのっていまいちおいしくない。そこでいつも頭を悩ませるのですが、今回考えたのが、「コロッケにしちゃえ~」ってこと。しかもここでポテトリベンジ♪ 余りのブーレンコールだけだと足りないということもあったんですが、

コロッケはやっぱりポテト味でしょう!!!

ということで、さらにジャガイモを茹でて足して、ついでにマスタードなんかの隠し味も入れて、スィートコーンなんかもあわせてこんな感じでコロッケにしちゃいました。

私は草食系なので、これでベジタリアンコロッケ、クマは肉食動物なので、余ってたスモークソーセージを細かくして、さらに余り物チーズなんかもいれて残飯整理してもらいました。なかなか便利な残飯係だ!←ってこんなこと日本語だからバレズずに書けるんですけど・・・(笑)

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