2009年10月19日月曜日

腫瘍内科 10月14日

10月22日に予定された手術の前に念の為、ということで検査に行ってきました。予想とは大きく外れて、血液の値が全然回復してませんでした。一番の問題は低い白血球の値。最低ラインをぎりぎりクリアしたものの、手術をしてもまだ化膿したり、炎症をおこしたりする可能性が高いというのが担当内科医の意見。白血球は、抗がん剤中も問題になるくらい低かったのですが、増やす為の薬もこれまで5回処方された1本1,500ユーロ(約20万円)の注射以外なければ、食べ物も、出来ることもなくて、ひたすら回復するまで待つしかないんですね、これが。

それ以外にも色々なビタミンが欠乏しているらしく、それに対する薬や注射を処方してもらい、さらに血液検査をすることに。血液検査は手術してないほうの腕しか注射針をさせない上、抗がん剤で固くなっているわ、血管は細いわ、血は出ないわでこれまた大変だったのですが、何とかクリア。で、結果はイマイチ思わしくない。。。結局抗がん剤の影響なので、食べ物などで変わるほど簡単なものではないし、そう簡単には治らないというのが良く分かりました。本人はいたって元気に動き回っていても、体の中はまだまだ病人だってことでしょうか。

形成外科医との相談結果、手術は血液の値が元に戻るまでは延期。しばらくは様子見となります。自分的には12月にリハビリを終えて、日本旅行も終えて、年が明けてから位の気分でいればいいかな?と。オランダ政府は最高2年までは病人用の生活保護を出してくれるので、あせらずゆっくり、気長にやっていこうと思います。

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