両親の日本帰国が6日。KLMの直行便だったので、出発は午後の15時40分。13時半頃に空港に連れて行って、いざ荷物を預けようとしたところで母親が「パスポートがない!」と。。。
荷物を開け2度ひっくり返しても出てこない、服のポケットも駄目、「家に忘れてきたのかも。。。」半べそのパニックの母親に、父親は怒りのあまり罵詈雑言。ここはリペア・マネジメントをするしかないので、まずは父親だけの搭乗手続きをし、パスポートコントロールに送り出し、後はKLMと交渉。結局どんなに頑張っても荷物を預けるのは15時まで。その時点で14時15分だったので、パスポートを取りに家に戻っても、絶対間に合わない。とりあえずその日のフライトはあきらめることに。
ただ、飛行機のチケットをブックしたときにどこかで「変更可能」と言う文字を見たような気がしたので、帰宅後パスポートを見つけてからKLMに連絡、ぎりぎり出発前で、変更可能!運よく1万5千円で10月26日までなら空席さえあればいつでも良いとのこと。「どうせなら、手術終わるまでいる?」なんて言っていたのですが、娘より大事な旦那の世話があるので「なるべく早く帰りたい」と。結局翌日の同じ便を抑えました。
すぐインターネットでチェックインし、7日にパスポート持参で余裕を持って空港へ参上。そうしたら「21時40分まで遅延(つまり6時間遅延)」との表示。うそでしょ~!!!って感じ。結局、家に帰って出直す間に飛行機が早めに出ちゃった、なんてことがあるとマズいし、私は医者のアポがあったので結局母親一人、空港へ残していくことになりました。勿論、私に電話が出来るようにお金と携帯番号を持たせて。
家についてから日本に一足先についた父親に電話。「あぁ、台風の上陸があって、ちょうど飛行機がつく翌朝に近畿地方を台風通過の予定だから。でも6時間待てば、名古屋か、東京あたりに抜けてるから飛ぶと思うけど。」結局、1時間おきにインターネットで確認して、22時になってやっと21時40分の飛行機が出たことが確認できて、ようやくほっと一息つきました。やれやれ。このドタバタで、自分が台風直撃を受けたような気分。。。 肝心の台風の目の母親はケロッとしたもので、関空についても父親へ電話一本入れるでもなく、家に着くまでなしのつぶて。待つほうは「ちゃんと飛行機に乗れてたのかしら?」とまで想像を膨らましてしまい、気をもむ一方。一体どっちが親なんだ!と言いたい。。。元々自己中心な人だけど、ここまで来ると本当にはた迷惑な人!と真剣に思いました、今回。
ちなみに、6時間の遅延でKLMからもらえたものは、1)次回航空券を買う時に使える50ユーロ割引券、2)空港内での飲食に使える10ユーロのクーポン、3)最高5分まで世界中どこへでもかける事の出来る電話クーポン、の3つ。昔、私がKLMで同じような経験をした時は、関空でもらえたのは飲食のクーポンだけ。しかも、無理やりのせてもらえたAir Franceが遅れ、パリからアムスへの便へ乗り遅れ、その時に家に電話が出来なくて、パリのゲートにいた地上係員のお姉さんの個人的好意で、彼女のクレジットカードでやっと家に電話した私。随分、KLMのサービスも向上したよな、とちょっと感慨深かったりして。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿