2010年8月1日日曜日

天然パーマ

抗がん剤で髪の毛が抜けることは周知のことですが、その後生えてくる髪の毛については意外と知られてないので今日はそのことについて。

抗がん剤が始まった時、癌患者の先輩友達に「あぁ、心配しなくても大丈夫。抗がん剤終わったら、前よりきれいな髪が生えてくるから。楽しみにしててごらん。」と。去年の7月に最後の抗がん剤を終えて新たに髪の毛が生え始めたのが8月。数ミリの長さの時には気付かなかったのですが、延びてくると柔らか~いふわふわの毛がなんだかクリンクリン。そう、天然パーマになってました。

癌患者の為のリハビリに通って、癌患者仲間と話をして気が付いたのが、みんな天然パーマになっていること。元々カールのあった子はもっとカールがきつくなったとか。さらに西洋人は金髪やら茶髪やら色もそれぞれなんですが、それも変わるとか。私の場合、元々色素が薄くて茶色がかった髪だったのですが、ちょっと濃くなってこれで胸をはって「黒」と言えるようになった位の違い。

知り合いの美容師さん曰く、天然パーマかどうかは毛根の形で決まるそうです。なのでもしかしたら抗がん剤の影響で毛根の形が変わるのかもしれません。人によっては時間と共にカールは消えると言う話でしたが、元々ストレートで全然癖のつかなかった髪だった私はこのカールを持続させたいのが本音。(といっても本人の努力でなんとかなるものでもありませんが・・・)昔はパーマをかけたこともありましたが、それも美容師さん曰く「美容師泣かせの髪ね。癖がつきにくいから長めにパーマ液につけておかないとパーマはかからない。でもそうすると髪が弱くて傷んでしまう・・・。もう、パーマやめたら?」って。ということで、大き目カールのロングヘアお嬢様風(←おい、いい歳だろ!)にしてルンルン歩くのが今の夢です!ちなみに今は中途半端に延びて収拾がつかなくなった天然パーマはあえて言うなら「ライオンのたてがみ」!?

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